1軍では“絶体絶命”か…今季も結果を残せていない選手6人。立場が危ぶまれる…

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 一流選手同士がしのぎを削ってレギュラーを争うプロ野球の世界。好成績を残すことが出来なければ、自身の野球人生に大きく影響を与える。今シーズンも苦しんでいる選手にとっては、是が非でも調子を上げたいところだ。そこで今回は、今季も思うような結果を残せていない選手をピックアップしたい。(今季成績は6月13日時点。)

岡田悠希

・投打:右投左打

・身長/体重:184cm/86kg

・生年月日:2000年1月19日

・経歴:龍谷大平安高 - 法政大

・ドラフト:2021年ドラフト5位

 

 プロ4年目を迎えている読売ジャイアンツの岡田悠希。ファームでは好成績を残しているものの、一軍では苦しいシーズンが続いている。

 

 龍谷大平安高で高校通算34本塁打を放ち、法政大に進学。大学でも中軸を任される存在となり、2021年ドラフト5位で巨人から指名を受けた。

 

 

 ルーキーイヤーから一軍での出場機会を獲得したが、33試合の出場で打率.095と苦戦。それでも、プロ2年目はファームで打率.281をマークし、順調な成長ぶりを見せた。

 

 しかし、一軍ではチャンスを掴めず、出場機会は年々減少。昨季はわずか4試合の一軍出場にとどまるなど存在感を失っている状況だった。

 

 迎えた今季、ファームでは44試合の出場で打率.295をマークするなど一定の成績を残しているが、一軍では5試合の出場で打率.143と、結果を残せていない。

 

 大卒4年目という状況を考えると、ファームではなく一軍で成績を残すことが必要なだけに、厳しい状況に立たされている。

駿太

・投打:右投左打

・身長/体重:180cm/85kg

・生年月日:1993年3月5日

・経歴:前橋商

・ドラフト:2010年ドラフト1位

 

 申し分ない守備力があるだけに、バッティングの不振が目立つのが中日ドラゴンズの駿太だ。

 

 前橋商時代から突出した打撃を誇り、高校球界屈指のプレーヤーとして注目。2010年ドラフト会議で1位指名を受け、オリックス・バファローズに入団した。

 

 

 一軍、二軍で経験を重ねていき、2013年から一軍出場の機会が増加。中でもオリックスが2位に躍進した2014年には、規定未満ながら打率.280を残し、大きな貢献を見せた。

 

 同年以降もスタメンだけでなく、守備固めや代走といった形で出場機会を獲得していた駿太。

 

 しかし、課題とされる打撃面で振るわないシーズンが続き、2022年のシーズン途中、石岡諒太とのトレードで中日ドラゴンズに移籍した。

 

 新天地での復活を誓ったが、移籍後の3年間でいずれも打率は1割台と低迷。今季はここまでキャリア最少の9試合出場にとどまっているため、正念場を迎えていると言えるだろう。

堂林翔太

・投打:右投右打

・身長/体重:184cm/96kg

・生年月日:1991年8月17日

・経歴:中京大中京高

・ドラフト:2009年ドラフト2位

 

 主軸打者として期待され続けた堂林翔太も、今シーズン試練の時を迎えている1人である。

 

 中京大中京高では高校3年夏に全国制覇を成し遂げるなど、エース兼4番として活躍。注目度が急激に高まると、2009年ドラフト会議で広島東洋カープが2位で指名した。

 

 

 入団後2年間はファームで経験を重ねると、プロ3年目に全試合出場を達成。打率.242、14本塁打を記録し、レギュラーの座を掴んだかに見えた。

 

 しかし、翌年は105試合の出場で打率.217、6本塁打にとどまると、その後も低調なシーズンが続き、出場機会が徐々に減少。

 

 それでも、2020年には111試合の出場でキャリアハイに並ぶ14本塁打を放ち、打率.279をマーク。復活の兆しを見せた。

 

 今季はオープン戦で打率.474をマークし、より一層の期待をかけられていたが、ここまでシーズンでは打率2割台前半と低迷。若手選手の起用も目立つチーム状況だけに、是が非でも調子を上げたいところだ。

林晃汰

・投打:右投左打

・身長/体重:181cm/98kg

・生年月日:2000年11月16日

・経歴:智弁和歌山高

・ドラフト:2018年ドラフト3位

 

 2021年は2桁本塁打を放った林晃汰。ファームでは一定の成績を残しているだけに、復活を望むファンも少なくない。

 

 高校時代から長打力を遺憾なく発揮し、智弁和歌山高で通算49本塁打を記録。2018年ドラフト会議では広島東洋カープから3位指名を受け入団した。

 

 

 ファームで経験を積み、プロ3年目の2021年にブレイク。同年は一軍で102試合に出場し、打率.266、10本塁打、40打点をマーク。一軍戦力として存在感を示した。

 

 しかし、翌2022年はファームでも調子が上がらず、一軍出場なしに。翌年以降はファームでも低打率に喘ぐシーズンが続いた。

 

 昨季もわずか27試合の一軍出場にとどまり、打率.183と低迷。今季のオープン戦でも2本塁打こそ放ったが、打率は1割台と苦しんだ。

 

 ここまでファームでは27試合の出場で打率.300、5本塁打と好成績を残しているが、レギュラーの小園海斗に加え、2024年ドラフト1位の佐々木泰の存在もあり、さらに苦しいポジションに立たされている。

渡部健人

・投打:右投右打

・身長/体重:176cm/115kg

・生年月日:1998年12月26日

・経歴:日本ウェルネス高 - 桐蔭横浜大

・ドラフト:2020年ドラフト1位

 

 卓越した長打力を誇る埼玉西武ライオンズの渡部健人だが、今季はまだ一軍出場を果たせていない。

 

 日本ウェルネス高から桐蔭横浜大に進み、4年秋の大学リーグ戦ではリーグ新記録となる23打点を記録。その活躍を高く評価され、2020年ドラフト1位で西武の一員になった。

 

 

 プロ1年目の2021年、二軍で90試合に出場し19本塁打、64打点を記録。新人ながら高いバッティング技術を発揮し、イースタン・リーグで2冠に輝くスタートを切った。

 

 翌2022年は一軍での出番がなかったものの、2023年は57試合に出場し、打率.214、6本塁打をマーク。さらなる出場機会の増加が予想された。

 

 しかし、昨季は11試合の出場で打率.030、本塁打無しと絶不調に陥り、持ち味のパワーを発揮できなかった。

 

 プロ5年目となる今季は、ファームではここまで22試合の出場で打率.250、4本塁打をマークしている。一軍の舞台でチャンスを掴み取ることができるだろうか。

中島卓也

・投打:右投左打

・身長/体重:178cm/76kg

・生年月日:1991年1月11日

・経歴:福岡工

・ドラフト:2008年ドラフト5位

 

 経験豊富なベテランプレーヤーの中島卓也。貴重な選手であることは間違いないが、チーム状況を考えると出番は限定される可能性がある。

 

 2008年ドラフト5位で北海道日本ハムファイターズに入団した中島。プロ3年目に一軍デビューを果たすと、その後は代走や守備固めで出場試合数を伸ばしていった。

 

 

 2015年には初の全試合出場を果たすと、課題だったバッティングで打率.264を記録した上に、34盗塁をマーク。同年の盗塁王に輝いた。

 

 翌2016年にも全試合に出場。パリーグ記録となる62犠打を記録するなど、繋ぎのバッティングでチームのリーグ優勝、日本一に貢献した。

 

 しかし、2020年以降は出場機会が減少。2023年は、レギュラー定着後に限ると最少の17試合出場にとどまった。

 

 若手の活躍が目覚ましい日本ハムにおいて、中島の出番は相対的に減少。それでも、6月13日に今季初の一軍昇格。結果を残し、ここから巻き返しを図りたい。

 

 

【了】