日本テレビ系ドラマ『なんで私が神説教』(毎週土曜21:00~)がこのほど、クランクアップを迎えた。最終話は、14日に放送される。

  • 広瀬アリス

広瀬アリス、渡辺翔太、岡崎紗絵、野呂佳代、小手伸也は、最終回のクライマックスシーンの撮影が行われた体育館でクランクアップ。

広瀬は「私にとってかなりチャレンジな役だったんですけど、2年10組の生徒がこんなにもピュアでまっすぐで、すごく良い刺激をたくさんもらいました」と、自身初の教師役となる主人公・麗美静を演じ終えての思いを語った。

さらに、「生徒たちよりうるさい先生たちにも、楽しい時間を過ごさせてもらいました(笑)。それを温かく見守ってくださったスタッフの皆さん、本当に私はたくさんの方に支えられていると感じた1クールでした。本当に楽しかったので、寂しいです。涙が止まりません!(笑)」といい、撮影期間を通して仲良くなった先生役のキャストとスタッフへの愛と感謝を込めたメッセージを満面の笑みで伝えた。

最後に、2年10組の生徒を演じた若手キャスト陣から広瀬に、寄せ書きの色紙のプレゼントが手渡されると、広瀬は「うれしい! 泣いちゃうから、帰ってから見ます」と、うれしいサプライズに感激していた。

数学教師・浦見光役の渡辺は「楽しい現場でした。生田(スタジオ)の前室がすごく好きで、いろんな会話が飛び交っている空間がすごく良かったです」と、現場の雰囲気の良さを語った。

英語教師・林聖羅役の岡崎は、花束を手渡す広瀬とハグ。「こんなに楽しくていいのかというくらい毎日ゲラゲラ笑って、本当に楽しい撮影の日々でした」と撮影を振り返った。

学年主任・大口美幸役の野呂は「こんなに仲良くみんなで話せるなんて、撮影初日では思ってもみなくて。みんなそれぞれ、そのままのキャラクターでよかったなと今では思います」と、撮影が進むにつれて打ち解けて仲良くなったキャスト陣への思いを語った。

教頭・新庄保役の小手は「普段、僕は人前ではあまりやらないことなんですけど、休憩中におならをしまして。それはなぜかと言うと、渡辺翔太くんがまだ撮影の序盤ですごく緊張していたんです。アリスが『(渡辺に)こっちに来て一緒に話してもらおう』と言っていて、その使命を果たしました(笑)」と、現場を和ませたエピソードを明かした。

政治経済教師・森口櫂役の伊藤淳史と校長・加護京子役の木村佳乃は、広瀬らより数日前にクランクアップ。

伊藤は「森口がどんどん嫌なヤツになっていって、家庭における僕の評価はだだ下がりでした。またこのチームの新たな作品で、今度は好感度をあげてもらえたら(笑)」と、静と対立する“敵役”を演じたことにジョークを交えて振り返り、木村は「楽しかったです。先生方ともすごく仲良くしていただき、あまりにも楽しくなっちゃって、終わるのが寂しいです」と、心から楽しんだ撮影現場への思いを語った。

【編集部MEMO】
生徒役の豊嶋花は、クランクアップで「お説教のシーンは、クラスメイトひとりひとりが真摯に受け止めていて、他人事に見えない姿は私にとって、とても刺激になりました。説教をするから信頼が生まれる。信頼があるから説教できる。単に怒鳴りつけたり非を責めるだけでなく、言葉ひとつひとつを慎重に選び相手を思いやったお説教が出来る大人になりたい、と思わせてくれるドラマでした。またみなさんとご一緒できるように、これからも頑張りたいと思います。本当にありがとうございました!」と語っている。

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