俳優の新田真剣佑が、7月スタートの嵐・松本潤主演のTBS系日曜劇場『19番目のカルテ』(毎週日曜21:00~)に出演し、医師役に初挑戦することが12日、発表された。
富士屋カツヒト氏による連載漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』を原作とするこのドラマは、病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる19番目の新領域・総合診療医を描く新しいヒューマン医療エンターテインメント。主人公・徳重晃を演じるのは、キャリア30年目にして本作で自身初となる医師役に挑む松本潤。さらに、同じ病院の整形外科で働く新米医師・滝野みずきを小芝風花が演じる。
新田が演じるのは、魚虎総合病院の外科部長の息子で、外科医の東郷康二郎(とうごう・こうじろう)。康二郎は、若くして数々の手術をこなし、その確かな腕と冷静な判断力は病院内でも一目置かれる存在だ。常に心情に流されることなく合理的に物事に対処する康二郎は、時間がかかってでも患者にとっての最善を見つけようとする徳重とは真逆の考えの持ち主でもある。
新田の日曜劇場への出演は『仰げば尊し』(2016年)以来9年ぶり。Netflixシリーズ実写ドラマ版「ONE PIECE」(2023年)や、ハリウッド初主演作となった映画「聖闘士星矢 The Beginning」(2023年)での出演を経て、国内外を問わず活躍する新田が、どのような医師像を見せるのか。また正反対な存在とも言える徳重とどう対峙していくのか、期待が高まる。
新田は「今回初めて医師役に挑戦させていただきます。僕が演じる東郷康二郎は松本さん演じる徳重とは真逆の人物で、物事を合理的に対処する性格です。その性格の根源には、同じ病院で外科部長を務めている父の存在があります。父への葛藤、徳重との衝突、といった様々なことを乗り越え、東郷康二郎が医師として成長していく姿にご注目ください」とコメントしている。
新田に加え、魚虎総合病院で働く小児科医の有松(ありまつ)しおり役を木村佳乃、徳重の恩師・赤池登(あかいけ・のぼる)役を田中泯が演じることも発表された。
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