写真:Getty Images

大谷翔平 最新情報

 大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・ドジャースは日本時間10日から、サンディエゴ・パドレスと3連戦を戦っている。10日は勝利、11日は敗北し1勝1敗となっているが、10日の試合でデーブ・ロバーツ監督が見せた采配が疑問視されているようだ。米メディア『エッセンシャリースポーツ』が報じた。

 同メディアが注目したのは、6-6の同点で迎えた8回表。この回ドジャースは1死走者無しの場面で、5回に左投手の松井裕樹投手から同点タイムリー二塁打を放っていたキム・ヘソン内野手に打席が回る。ただ、ここで左投手のアドリアン・モレホン投手を登板させたパドレスに合わせるように、ロバーツ監督はキケ・ヘルナンデス内野手を代打に送った。

 

 

 同メディアは「松井は球速がそれほど速くはないがモレホンは速いので、彼にとってはより厳しい打席になるだろうと感じた」というロバーツ監督のコメントを紹介しつつ、「この説明は納得いくものではない。彼は限られたチャンスの中で、左投手に対し3打数3安打、本塁打と二塁打を記録している」と言及。

 

 続けて、「ロバーツ監督はキムがもっと出番を得られる可能性を示唆しているが、パフォーマンスを発揮している最中に交代させられると、そうしたメッセージは薄れてしまう。これは単に疑問視すべき交代ではなく、パフォーマンスと出場時間の乖離が拡大していることを示唆する決定だ。キムは今、その狭間に閉じ込められている」と指摘している。

 

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