大研バイオメディカルは6月5日、「梅雨の体調不良とその乗り越え方」に関する調査結果を発表した。調査は6月2日〜4日、梅雨の体調不良を経験したことがある10代〜60代以上の男女1,000名(男性480名、女性520名)を対象にインターネットで行われた。

  • 梅雨時期の不調

    梅雨時期の不調

全国3,000名を対象に実施した事前調査では、「梅雨の時期に体調不良を感じたことがある」人は48%(1,439名)と、約2人に1人が梅雨の時期に体調の変化を感じていることが明らかに。

どんな症状かを聞くと、「倦怠感(だるさ)」(644件)が最も多く、次いで「頭痛」(491件)、「気分の落ち込み・イライラ」(331件)と続き、身体的な不調に加えてメンタル面の不調も上位に。特に「気分の落ち込み」は、日照時間の減少や低気圧による自律神経の乱れと関係が深いと言われており、放置すると長期的な不調につながる可能性もあるため、軽視しがちな症状こそ、季節の変わり目には注意が必要だという。

  • 梅雨時期の不調の原因

    梅雨時期の不調の原因

続いて、梅雨の体調不良の原因として思い当たるものを教えてもらったところ、「気圧の変化(低気圧)」が最多の622件。次いで「湿度の高さ」(516件)、「気温差」(333件)と、外的な天候・気象環境の影響を多くの人が実感しているよう。

そこで、「梅雨時期の不調を軽減するために、どんな対策を取り入れていますか?」と質問したところ、「湯船に浸かる・体を温める」(337件)、「運動・ストレッチ」(326件)、「バランスの良い食事」(323件)、「生活リズムの見直し」(285件)など、日常の過ごし方を意識的に整える行動が上位に並んだが、その一方で、「特に何も対策していない」(262件)と答えた人も少なくなかった。