「もう待てない」大谷翔平所属のドジャース、新たなクローザーを獲得する…

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 大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・ドジャースは、ナショナル・リーグ西地区の首位を維持しているものの、先発投手陣の負傷とブルペン陣の不振が重なり、戦力補強が急務となっている。特に、タナー・スコット投手の不調は深刻だ。米メディア『スポーティング・ニュース』のアリヤン・モハメド記者が言及した。

 スコットはオフシーズンに4年総額7200万ドル(約103億円)で加入したが、直近7試合で防御率15.00、3度の救援失敗と大きく数字を落としている。シーズン全体でも防御率4.73と期待を下回っており、代替案としてボストン・レッドソックスのアロルディス・チャップマン投手の獲得を検討する声が高まっている。

 

 

 チャップマンは16年目のベテラン左腕で、オールスター選出7回、2019年にはアメリカン・リーグ最優秀救援投手賞も受賞している。ドジャースにとってはスコットの不調を補う存在として、クローザーまたはセットアッパーとしての起用が見込まれるだろう。

 

 不調が続くスコットについてモハメド氏は「ドジャースは依然としてスコットを信頼しているが、多額の投資を行ったことを考えると、彼が活躍を始めるまで、もう待てない状況だ」と言及した。

 

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