
『オクタン日本版』でも活躍中の写真家 佐藤亮太氏が、来たる8月1日~7日に富士フォトサロン銀座スペース2にて個展「ヴィンテージカー~Hasselbladが紡ぐ過去と未来~」を開催する。名機ハッセルブラッド503CWにデジタルバックCFVⅡ50Cを組み合わせる機材構成ですべてのヴィンテージカーを撮影。名車が織りなす唯一無二の造形美を、ハッセルブラッドならではの表現力で官能的に捉え、見応えある展示内容となっている。
【画像】クラシックカーをハッセルブラッドのカメラで美しく深く撮り下ろした作品たち(写真5点)
初の個展に向けての佐藤氏のコメントは以下の通り。
「主に日本の自動車文化に向き合ってきた私にとって、世界のクラシックカーが持っている造形美、そしてラリーイベントを通して人生を謳歌している方々を目の当たりにした時、大きなカルチャーショックを受けました。と同時に、一つの思いに駆られたのでした。
『後世に語り継がれる名車を、名機と呼ばれるクラシックなカメラで撮影したい』
ひとりの写真家として、人生を捧げて探究したいテーマに辿り着けました。手にしたのは憧れていたハッセルブラッド。クラシックな面持ちと心震わせるシャッター音、カールツァイスレンズが織りなす描写力に魅了され、いつかは手に入れたいと思っていた機材です。ただし長らくデジタル撮影に身を投じており、デジタルの優位性も享受したい。そんな時にベストに感じられたのが503 CW + デジタルバックCFVⅡ50Cの存在でした。過去と現在を繋いだ、いまハッセルブラッドが推す最良の構成と言えるでしょう。
クラシックカーについて、すべての作品を私はこのカメラを使って撮影しています。フリーのフォトグラファーとして独立し大きな節目となる今、はじめて開催する写真展となります。ファインダーを通して広がる名車の輝きを、一人でも多くにひとに共感していただけることを願っています」
ー写真家プロフィールー
佐藤亮太
1980年生まれ。出版社・制作会社で編集経験を積んだのち、クルマ撮影の楽しさに魅了され独学で撮影技術を習得。2015年に独立し、ロケやスタジオ、レース等ジャンルを問わない撮影を信条とする。現在はスーパーカーブランドをはじめとする自動車メーカーのオフィシャル撮影や、広告・web・雑誌の表紙を飾る写真など、様々な媒体向けに撮影。ライフワークとしてハッセルブラッドを使い、生涯のテーマとしてクラシックカーを撮影し続けている。
公式HP https://photoroom-sakkas.jp/
日本写真家協会(JPS) 会員
ヴィンテージカー~Hasselbladが紡ぐ過去と未来~
会期:2025年8月1日(金)~8月7日(木)
場所:富士フォトギャラリー銀座 スペース2
東京都中央区銀座1丁目2-4 サクセス銀座ファーストビル4F
また、2025年6月14日(土)、6月15日(日)に新宿 北村写真機店B1F ベースメントギャラリーで開催される「ハッセルブラッドタッチアンドトライ会+α」にて、佐藤氏のトークショーが行われることも決定した。「ハッセルブラッドタッチアンドトライ会」では、ハッセルブラッドのカメラを実際に手に取り撮影体験をすることができる。ハッセルブラッドの最新機種に触れてみたいと思いながら、なかなか機会がなかった人やハッセルブラッドのことについてもっと知りたい人、ラージフォーマットセンサーに興味がある人にとっては貴重な機会だ。
佐藤氏がハッセルブラッドを選んだ理由や魅力を語るこのトークショーは、事前申し込み不要・無料で参加可能。ぜひ気軽に足を運んでいただきたい。
ハッセルブラッドタッチアンドトライ会+α
日程:2025年6月14日(土)・6月15日(日)
トークショー開催日時:
6月14日(土):13:00-13:30、16:00-16:30
6月15日(日):13:00-13:30
※15日は13:00-13:30のみの開催になります
会場:新宿 北村写真機店 B1F ベースメントギャラリー
東京都新宿区新宿3丁目26-14
参加費:フリー
※状況に応じて、入場規制・時間制限を設けさせていただく場合がございます