河淳は5月29日、KEYUCAが実施した「熱中症対策に関する意識調査」の結果を発表した。調査は5月13日~16日、全国の10代〜60代の女性300名を対象にインターネットで行われた。

  • 熱中症対策を意識し始める時期

    熱中症対策を意識し始める時期

熱中症対策を意識し始める時期を尋ねたところ、多い順に「5月」(31.3%)、「4月」(19.3%)、「6月」(17.3%)となり、全体の7割近くの人が比較的早い段階から熱中症対策を意識し始めていることが明らかに。また、ここ数年で熱中症に対する意識が「変化した」と感じている人は全体の約8割(78.6%)にのぼり、特に昨今の気温上昇や夏場の異常な暑さに対して強い危機感を抱いているよう。

しかし一方では、熱中症対策として「対策グッズを常に持ち歩いている」と答えた人はわずか16.7%。「あまり持ち歩かない」「全く持ち歩かない」と答えた人は3割以上に上り、熱中症対策に対する意識と実際の行動には大きな差があることがわかった。

  • 実際に持ち歩いている熱中症対策グッズTOP3

    実際に持ち歩いている熱中症対策グッズTOP3

次に、熱中症対策のために実際に持ち歩いているグッズを教えてもらったところ、TOP3は、1位「日傘(UVカット含む)」(77.4%)、2位「ペットボトル飲料(水やお茶、スポーツドリンクなど)」(55.9%)、3位「帽子(キャップ、つば付きハットなど)」(50.2%)という結果に。また、熱中症対策として普段行っている事としては、「水分をこまめに摂る」(76.7%)、「日傘を使う」(63.0%)、「エアコンや扇風機で温度調整する」(52.7%)が上位にあがった。

さらに、熱中症対策グッズを選ぶ際に重視するポイントを聞いたところ、71.7%が「機能性」と回答。次いで「持ち歩きやすさ」(52.7%)、「価格の安さ」(44.0%)と続いた。

  • 日傘に求める機能

    日傘に求める機能

また、日傘やUV傘を使用している人に関する調査では、「日常的に使用する」と回答した人が49.0%、「たまに使用する」が35.7%。使用している傘の機能に関しては、71.3%が紫外線遮断加工などの「UVカット機能」を重視しており、次いで「晴雨兼用タイプ(晴れの日も雨の日も使える)」(52.3%)、「遮光・遮熱機能(熱を遮る加工・素材)」(43.7%)が上位となった。