多部未華子主演のTBS系火曜ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(毎週火曜22:00~)が6月3日に最終回を迎える。このたび、最終回の放送を目前に、主演・多部未華子をはじめ江口のりこ、ディーン・フジオカ、一ノ瀬ワタル、緒形直人、田中美佐子らが次々とオールアップを迎えた。
朱野帰子氏による小説『対岸の家事』(講談社文庫)を原作とする本作は、“家事”という終わりなき仕事がテーマの新たなお仕事ドラマ。私生活でも1児の母である多部が、2歳の娘の育児と家事に奮闘する専業主婦の村上詩穂を演じている。
多部は、最後のシーンを撮り終えるとガッツポーズを見せ、主演のプレッシャーを感じながらも「この作品に参加できたことは本当に幸せ!」と涙ながらに感謝の言葉を述べた。娘・苺役の永井花奈も「みんな大好きです!」と笑顔で挨拶。一足先にオールアップを迎えていた夫・虎朗役の一ノ瀬ワタルも駆けつけ、温かい村上家の集合となった。一ノ瀬のオールアップ時には、多部と永井から花束が送られ、一ノ瀬は「多部さんと苺の幸せを、本当に心から今でも祈っています」と涙が止まらない様子だった。
視聴者から共感の声が多く寄せられた働くママ・礼子を演じ切った江口は「ドラマは、みんなで力を合わせて作り上げるものだと改めて感じられた現場でした」とコメント。育休中のエリート官僚パパ・中谷を演じたディーンからも「本当にたくさんのことを学ばせていただきました。もし育休を取っていたらと・・・何度か考えることもあり、様々な気づきをいただくきっかけになりました」と撮影を終えた心境を語った。
物語はいよいよ最終回を迎える。過去と向き合い、それぞれの“家族”のあり方を改めて見つめ直す詩穂たち。“対岸”に立つ人々がそれぞれの未来のために選び取る、新たな一歩とは――。
■ディーン・フジオカ コメント
この作品に関わることができて、本当によかったなと感じています。
中谷達也という役を演じることを通して、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。
自分がもし育休を取っていたらどうだっただろうかと何度か考えることもあり、今を生きる私たち、現代社会で子どもを育てていくことについて、直接的に何かを考えさせられるヒントや、様々な気づきをいただくきっかけになりました。
佳恋(五十嵐美桜演じる娘役)が出会った頃はほとんどしゃべれなかったのに、今日現場入ったときには、とてもはっきりと話せるようになっていて、この3、4カ月間の成長を改めて感じ、今この瞬間を生きているんだなと感動しました。
そんな日々を皆さんとご一緒させていただいたことを、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
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