リヴァプールのプレミア制覇に貢献したガクポ [写真]=Getty Images

 バイエルンがリヴァプールに所属するオランダ代表FWコーディ・ガクポに関心を寄せているようだ。26日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ドイツ代表FWレロイ・サネとの契約延長交渉が難航し、同FWセルジュ・ニャブリやフランス代表FWキングスレイ・コマンに移籍の可能性が浮上しているバイエルン。今夏の移籍市場でアタッカーの補強に動く可能性が高く、ミラン所属のポルトガル代表FWラファエル・レオンやブライトン所属の日本代表FW三笘薫らをリストアップしていることが報じられている。

 移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、バイエルンがガクポの動向も注視しているとのこと。スポーツ部門の取締役を務めるマックス・エバール氏が能力を高く評価しており、すでに選手側とのコンタクトを取っているようだ。リヴァプールは同選手との現行契約を2028年6月末まで残しているが、適切なオファーが提示された場合には今夏の売却に踏み切る可能性があると報じられている。

 現在26歳のガクポは母国の名門PSVの下部組織出身で、2017-18シーズンにトップチームデビューを飾った。2023年1月に加入したリヴァプールでは前線のポジションを幅広く務め、ここまで公式戦通算128試合で41ゴール17アシストをマーク。在籍3年目の今シーズンは公式戦49試合出場18ゴール7アシストと躍動し、5年ぶり通算20度目のプレミアリーグ制覇に大きく貢献した。

 果たしてガクポはプレミアリーグ王者からブンデスリーガ王者に活躍の場を移すことになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。