
菊池雄星 最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星投手は、23日(日本時間24日)に行われたマイアミ・マーリンズ戦に先発登板し、6回途中まで投げて7安打無失点4四球4奪三振の好投で今季初勝利を飾った。この一戦をきっかけに同選手の評価が高まりつつある。米メディア『モーターサイクルスポーツ』が報じた。
菊池は初回から5回まで安定した投球で無失点に抑える。6回にはコナー・ノービー内野手やカイル・ストワーズ外野手にヒットを打たれるも、ニック・フォーテス捕手をショートゴロに打ち取った上にダブルプレイで2アウトとした。しかし、その後は2者連続の四球などで満塁のピンチとなり、ここで降板している。この日は打線も活躍し、エンゼルスは7-4の勝利を収めた。
これまで何度もクオリティ・スタート(QS)を演じてきたが、勝ち星がつかない状況が続いていた。それだけに菊池にとっては喜びもひとしおだろう。6回表では、マウンドにロン・ワシントン監督が訪れ、菊池を激励する場面があった。同メディアは「単にこの回を投げ切れというだけではなく、君なら乗り越えられるという力強い信頼のメッセージだった。そして、菊池は見事なピッチングを披露している。まさに監督の期待に応えるパフォーマンスだった」とし、「今季の浮き沈みの中でも、菊池はエンゼルスの先発陣の中で貴重な存在となっている。チーム内で最も低い防御率を誇り、多くの奪三振を記録するなど、その貢献は一試合の勝敗にとどまらない」と伝えている。
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