岡山戦で途中出場から1G1Aの相馬勇紀 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

 2025明治安田J1リーグ第18節が25日に行われ、ファジアーノ岡山とFC町田ゼルビアが対戦した。

 連勝を目指すチーム同士の一戦は、立ち上がりから町田が押し込む展開となるが、26分に岡山がファーストシュートで先制する。GKスベンド・ブローダーセンが前線へとロングボールを放り込み、反応した木村太哉が相手DFに競り勝ちマイボールとし、サポートに寄った佐藤龍之介に託す。岡山史上初の日本代表招集を受けた18歳の佐藤がマイナス方向にグランウダーで折り返すと、ボックス中央で一美和成が合わせて流し込んだ。

 町田は追いかける展開となった後に迎えた決定機も生かせず、試合は岡山の1点リードで折り返す。

 55分、岡山がリードを広げる。左サイドの深い位置でボールを奪い返し、田部井涼が高速クロスを供給。ゴール前の木村が右足アウトサイドでうまく合わせて押し込んだ。

 町田は76分に1点を返す。右サイドから西村拓真がクロスを送り、相馬勇紀が頭で合わせて押し込んだ。さらに81分、町田が試合を振り出しに戻す。左サイドから相馬がゴールに向かうクロスを送ると、ミッチェル・デュークが頭で合わせ、古巣相手に今季初ゴールを記録した。

 追いつかれた岡山は勝ち越しを、町田は逆転を目指してお互いに3点目を目指したものの、勝負を決する1点は生まれずに試合は終了。2-2で勝ち点「1」ずつを分け合った。

 次節、岡山は6月1日に敵地で湘南ベルマーレと、町田は31日にホームで横浜F・マリノスと対戦する。

【スコア】
ファジアーノ岡山 2-2 FC町田ゼルビア

【得点者】
1-0 26分 一美和成(岡山)
2-0 54分 木村太哉(岡山)
2-1 76分 相馬勇紀(町田)
2-2 81分 ミッチェル・デューク(町田)
 

【ゴール動画】岡山vs町田