![バルセロナが2024-25シーズンのリーグ優勝を達成 [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
ラ・リーガのバルセロナが、2024-25シーズンのリーグ優勝を決めた。
今夏にハンジ・フリック監督を招へいして再スタートを切ったバルセロナは、シーズン開幕から好調をキープ。一時は不振に陥ったものの、1月にはレアル・マドリードとの決勝に勝利してスーペルコパ・デ・エスパーニャを制覇した。さらに、同カードとなったコパ・デル・レイ決勝でも宿敵を撃破し、今季2つ目のタイトルを獲得。チャンピオンズリーグ(CL)こそ準決勝で敗退となったが、11日に開催されたラ・リーガ第35節でもレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”を4-3で制し、リーグ優勝に大きく前進していた。
そんななか、バルセロナは15日にラ・リーガ第36節でエスパニョールと対戦。同じ街に拠点を置くエスパニョールとの“バルセロナ・ダービー”は、立ち上がりこそホームチームが複数の決定機を作り出したものの、53分にラミン・ヤマルの鮮やかなミドルシュートでバルセロナが先制する。後半アディショナルタイムにはフェルミン・ロペスが追加点を挙げ、バルセロナが敵地で2-0の勝利を収めた。
これにより2位レアル・マドリードとの勝ち点差「7」を維持し、残り2試合を残しながら2シーズンぶりとなる通算28度目のリーグ制覇が決定。フリック監督は就任1年目ながらチームを3冠達成に導いた。なお、次節は18日に行われ、バルセロナはホームでビジャレアルと対戦予定。6月からはFIFAクラブワールドカップ2025も開催されるため、ラ・リーガ制覇の勢いそのまま世界一の座を目指す。