
浅井健一が、ソロベストアルバム『WHO IS BENZIE?』を2025年5月21日にリリースする。自らセレクトしたという今作は、2000年代初頭の楽曲から昨年リリースされた最新アルバムの楽曲、さらにBLANKEY JET CITY 「2人の旅」、AJICO「キティ」の新録セルフカバーまで、様々な形態で紡がれた全17曲の作品集となっている。そこには間違いなく、聴く者にとって生きる糧となり心の拠り所となる、音楽が持つ本来の輝きと強く優しい包容力がある。アルバム収録曲のことはもちろん、ジャケットのイラストやギターのこと、さらに社会的な事象に至るまで、存分に語ってもらった。
―『WHO IS BENZIE?』は、2011年の『CORKSCREW WORLD -best of Kenichi Asai-』以来のソロ・ベストアルバムですね。このタイミングで発売することになった理由を教えてください。
浅井:2年ぐらい前からなんとなく、あと2枚アルバムを作ったらベストアルバム出そうかっていう話がどこからともなくありまして。その通りの流れになったって感じですかね。それがたまたま60歳のときだったということです。
―SEXY STONES RECORDSレーベル立ち上げから25年というのも、そこに合わせてというわけではなく?
浅井:もう全然そんなことはなくて、偶然こうなっているだけですね。
―タイトルの『WHO IS BENZIE?』は、これまで浅井さんの音楽を知らなかった世代にも届けたいという意図も感じられます。
浅井:そういうのもあるし、マネージャーがこのタイトルを発案して、「じゃあ、それでいきましょう」っていうことになったんですけど。タイトルは自分がいつも考えるんだけど、今回はマネージャー案が採用されました。そこは、「かっこいいかどうか」が最優先で決めていますね。キャッチーだし、いい雰囲気だなと思ってすごく気に入っております(笑)。
―選曲は自らされたということですが、様々なミュージシャンたちと作った曲がちりばめられていますね。1枚にまとめる上でどんなことを考えていましたか。
浅井:みんなの意見も聞きつつ選びました。これを聴いてもらいたいわっていう曲を選んだんだけど、(ベストアルバムは)一回出しているんで。なるべく重ならないように、でもダブってるのも何曲かあるよね?
―ソロ1stシングル「危険すぎる」は前のベストアルバムにも入ってますね。
浅井:そうだよね。だから、すべてを網羅した考えで自分なりに選びました。「危険すぎる」は、やっぱりまったく知らない人もいるし、今回初めて聴く人もいるんで。
―1曲目の「MOTOR CITY」から思いっきり音が飛び出してきたというか、すごく良い音のアルバムだなと思って聴かせてもらいました。
浅井:ありがとう。
―最初に鳴るギターの音で、浅井さんのイメージとすぐに繋がる気がします。
浅井:そうだね。そういう曲もあるし、静かな一面もあるので、そういう感じから始まるのもいいけど、にぎやかな感じから始まることにしましたね。
―静かな一面の曲でいうと、「ハラピニオ」は、ご自身で描き下ろしたジャケットのイラストともリンクしているようにも思えました。
浅井:ああ、それは思ってなかったけど、言われてみれば。人類が滅びた後の地球っていうね。
『WHO IS BENZIE?』初回盤ジャケット
―終末的な世界観の曲なので、ジャケットの女性が『マッドマックス/サンダードーム』のティナ・ターナーみたいなイメージなのかなと。
浅井:ああ~、ティナ・ターナー、『マッドマックス』出とったね(笑)。檻の中で戦うやつ。そうか、確かにそうかも。いや、砂漠でバギーに乗って釣りしとるっていうのが最高のアイデアだなと思ったんだよね。「ハラピニオ」は聴いてて楽しいでしょ?
―楽しいですけど、悲しく美しい感じもします。
浅井:そうだよね。そこらへんがね、伝わってほしいんだよね。世の中がどうなっても前向きでいようっていうね。「でもお金はもらうよ」っていう(笑)。それは自然界の掟なんで。
―浅井さんは以前から絵も描いていますけど、これを描いたからこの曲が浮かんだとか逆もあったり、絵と音楽との相互作用みたいなものってあるのでしょうか。
浅井:あるかもしれないけど、そんなことは自分にとってはどうでもいいんだよね。なんか絵も描けるもんだから、一生懸命やるしかないんだよ。今回のジャケットの絵も、前の『OVER HEAD POP』のジャケットが良かったなぁとか思ってたんで。それは俺だけじゃなくてデザイナーの人も思っていたので、「じゃあ今回も絵を描こう」っていう話になったと思う。そしたらこのアイデアが出てきたからよかったなと。
―そういうときは「世界堂」とかに行って画材をいろいろ買ってきたり?
浅井:いや、自分では行かないんだけど、子どもがデザインの学校に行き始めて、久しぶりに世界堂に行ったんだよね。車で行ったんだけどさ、駐車場が最悪だった。まあ、普通なら車で行かないって後で分かったんだけど、でもネットで調べたら駐車場93台とか書いてあったから、じゃあ楽勝で止められるんだと思って行ったら、出るのに30分以上も待たされた。なんの話しとるのこれ(笑)。
―いや、絵を描くときの浅井さんを知りたかったので(笑)。ジャケットから連想する曲は他にもあって、「DEAD FISH」は都会を海に見立てて歌っていますよね。これはどんなときに発想した曲ですか。
浅井:まあそんな自分の脳みそに聞いてもらわないと困るけど。自然と浮かんでくるから仕方がないよね。あくまでも発想だから、どうしてそれが生まれてきたって言われても、まあ出てきたものができたんでいっていう、理由を訊かれてもわからない。
―それは例えば「COOLER」についてもそうですか? 現実的にクーラーの室外機が気になってそこからイメージが広がったりすることもあるのかなと思ったのですが。
浅井:人は生きていたら、普段からいろんなものを目にするじゃん? ある日、曲を作ろうと思ってメロディーがあって、コード進行があって、「どういうことを歌おうかなあ」って、こうやって机に向かって考えると、このときはクーラーで室外機が出てきたんですよね。 それを一生懸命作るんだって。レコーディングの日にちが決まってて、「よし、あと10曲作るぞ」とか思って一生懸命作って、曲の構成から始まって歌詞を考える日があって、曲ができる感じ。「COOLER」を録ったのは、甲州街道沿いの、深沼(元昭)君の小さいスタジオだね。
―レコーディング・スタジオじゃない場所で録ってる曲も結構入っているわけですか。
浅井:うん、いろんな場所で録ってきた。「2人の旅」は、自分の家の小さいスタジオで録りましたね。
―「2人の旅」はBLANKEY JET CITY(以下、ブランキー)のセルフカバーですが (1992年2ndアルバム『Bang!』収録)、ご自身のスタジオで録ったからなのか、より独白的な印象を受けます。
浅井:もともと、こういう感じの曲だったんだわ。これは俺がまだ名古屋にいるときで、19歳か20歳ぐらいのときに作った曲でさ。そのときは今回レコーディングしたみたいな形、弾き語りみたいな感じでやっていたんだけど、それをブランキーでレコーディングするってなって。そのときに土屋昌巳さんがプロデュースしてくれて、ロンドンに行ってオルガンを入れたりとか、コーラスを入れてもらったりとかして、なんか壮大な感じになったんだよね。それはそれですごく大好きなんですけど、もともと自分の中にあったイメージで録り直したっていう感じかな。
―ブランキーの曲で、他に候補に挙がってた曲もありましたか?
浅井:いや、なかったね。自分の中でこれはいいなって思いつきました。結構こじんまりと、こういう感じでいつかは表したいなと思っていたので。それで今回入れようと思った。
―ライブでよく取り上げる曲で、改めて音源としてもっと広めたいという曲もありますか?
浅井:それは全部そうだよ。「危険すぎる」とか「Vinegar」とか、結構ライブでもやってるけどね。
―「Vinegar」は歌詞がすごくいいですね。めちゃくちゃユーモアがある。
浅井:おもろいよね。面白さには自信がありますね。なんか思いついちゃうから、自然に面白くなっちゃう。
―「これどういう意味ですか?」とか聞かれることもあるんじゃないですか。
浅井:いっぱいあるよ、俺が言い間違えてたり。〈凍てつく〉っていう言葉を〈こおてつく〉だとずっと思ってて歌ってるんだけど(SHERBETS「トカゲの赤ちゃん」)、レコーディングして世に出た後に仲田(憲市)先輩に「これ間違ってるよ”いてつく”なんだけど」って言われて、「そうなの?」って(笑)。
―(笑)。歌詞でいうと、AJICOのセルフカバー「キティ」(2024年『ラヴの元型』収録)の、オリジナルで〈水辺で網を手入れしてる 老人〉と歌っている歌詞の〈老人〉のところが別の言葉になっているように聴こえましたが、何と歌っているのでしょうか。
浅井:ああ、そこね。〈顔見知り〉って歌ってる。ところどころ歌詞がAJICOと違ってまして、こっちの方がオリジナルなんですよ。リズムもこっちの方がオリジナルで。AJICOのときはプロデュースしてもらってたんで、いろんなところがちょっと変わってるんだよね。 もちろん、どっちのサウンドも好きなんだけど、こっちの感じも世に出したいなと思っていたので、今回出しました。
―オリジナルからの変化で言うと、「Old Love Bullet Gun」はBNZ2025 ver.として、ボーカルを取り直していますね。この曲は歌のバックで弾いているギターもかっこいいです。
浅井:ああ、カントリーっぽいやつね。
―今の浅井さんがギタリストとして思ってる理想のギターってどんなものでしょう。
浅井:聴いてる人にとって聴き心地がいいというか、「あ、いいなあ」って、自分の気持ちがいいメロディーと音色を目指してますね。
―ちゃんとリフを作って弾くっていうイメージがあるんですけど、そこはいかがですか。
浅井:いろんなときがあって、ちゃんとギターソロを作り込んでレコーディングするときもあるし、「もう間に合わないから思いつきでいいわ」みたいなときもある(笑)。もうこれ以上考えないで適当に弾いてみようと思って、適当に弾いた方がかっこいいときもあるし、いろんな場面があるよ。
―アルバム唯一のインスト曲「Super Tonga Party」(2006年『Johnny Hell』)も、きっと得意なパターンの演奏ですよね。
浅井:うん、こういう世界観も好きですよ。
―浅井さんといえば、デビュー以来「グレッチ・テネシアン」が象徴的なギターとして知られていますが、今一番弾きたいギターがあれば教えてもらえますか?
浅井:ストラトキャスターかな。ブランキーでデビューした1990年にロンドンに行ったときに買ったストラトがあって、それをこの間リペアしてボディの色も変えたんですよ。それを今度のツアーで試すんだけど、ルックスも最高だし、音も最高なんで、それが楽しみですね。
―ちなみに何色のボディにしたんですか?
浅井:薄水色(スマホから画像を探して見せてくれながら)。
浅井健一のギター
―ああ、かっこいいですね! シングルピックアップは3つともオリジナルですか。
浅井:3つとも本物のシングルだよ。1960何年かの、本物のオールドのシングル。
―このカラーのストラトを弾く浅井さん、新鮮ですね。
浅井:似合うか似合わんか、まだわからない。ステージに立ったら「えぇぇ!?」って思われるかもしれない(笑)。
―ギターが新しくなることでやりたくなる曲もあります?
浅井:いや、曲はもう決めてるんで、どの曲でそれをどう使うかですね。
―例えば「この曲はピアノで歌ってみたいな」とか、ギター以外の楽器に発想が行くときもありますか?
浅井:まさに今度のツアーで(宇野)剛史っていうベーシストがピアノを弾きますよ。ベーシストなのに一生懸命ピアノを練習していてすごいよ。そのピアノで歌います。
―そうなんですね。ご自身でピアノを弾きたいという気持ちはないですか。
浅井:俺、ピアノ似合わないんだわ。何回か鏡で見たけど似合わなかった。今回の見出し決まりましたね。「俺はピアノが似合わないんだわ」(笑)。
―いやでも、本当に繊細な曲が多いので。
浅井:繊細だよ、本当に。
―最後の「ARABIA」(2003年JUDE『Highway Child』)も繊細な歌声を聴くことができます。
浅井:このときはね、高音の声が出た。でも今はこの高さは出ないから、やりたいんだけどツアーでも残念ながらやれない。この曲はちょっと重いよね。
―こういう曲を聴いてると、曲の中に浅井さんが別の美しい世界を作って生きてるのかなって感じるんですよ。
浅井:いや、一生懸命なんだわ。「一生懸命」が一番大事なところだと思う。
―一生懸命に浅井さんが作った世界があって、リスナーはそこに心の拠り所を見つけて聴いているんですよね。そのことを、今回のアルバムでより強く思いました。
浅井:うん、それは俺一番うれしい。
―だから浅井さん自身も、現実とは違う世界が音楽の中にあって、そこを自分の拠り所にしているのかなって。
浅井:ああ~、それは自分の体験ですね。だから真実味があるということなんだと思う。
―でも、世の中にいろんなことがある中で、世に出ている音楽にそこを見つけられないことも多い気がします。
浅井:そうなんだよ。だから政治でも音楽でも、なんかすごく嫌な感じのものがいっぱいありすぎちゃって。その中でも、やっぱり芸術っていうか、こういうことの一番大事なことって、映画でもそうだけど、「これはすごい、やっぱり本物だよな」っていうことだっていうか。「ショーシャンクの空に」でも感動するじゃん?
―そうですね。
浅井:ああいう本当の光っていうかさ、そういうのがなくなっちゃうと、世の中がものすごく殺伐としてくるじゃん。だから自分はそういう作品を見るの好きだし、自分もできたらそういう風でありたいなと思う。ミュージシャンとしてそこを目指してるから。一生懸命そこを目指すということだと思うんだよね。
―そこは浅井さんが音楽を始めて世に出て以来、ずっと目指していることですか。
浅井:まあ、いろんなときがあったけど。自分の心が変な感じになっていたときもあるし。60歳になってようやくそこらへんがちょっと分かってきたかなって思う。
―振り返ると、例えばブランキーの「悪いひとたち」で歌っていた〈残酷性が強ければ強いほど 週刊誌は飛ぶように売れる〉とか、世の中は今もそのまんまですもんね。むしろひどくなってる。
浅井:そうだね。だからブランキーのときもめちゃくちゃ一生懸命やっとるんだけど、ただやり方がまだ分かってないんで。やり方っていうか、表し方がめちゃくちゃ若すぎてて……若すぎててっていうか、それでいいんだと思うんだけど。だから、人間の根底に流れ取れとるものはあんまり変わってないんだと思うよ。
―それこそ「Fantasy」(2024年『OVER HEAD POP』収録)はタイトルや曲調と裏腹にものすごく現実的な事柄を歌っていて耳に引っかかります。
浅井:これは皮肉っとるんだよ。上層部、官僚の人たちって、もちろんほとんどの人たちがいい人たちだと思うんだけど、中にはやっぱり悪い人もいて。みんながアイドルだとかスポーツだとかインスタだとか、そういうものにうつつを抜かして夢中になっている間に、上手い具合に仕組みを作ってみんな吸い取られてさ。「もう選挙なんて来なくていいよ」みたいなさ、その方が都合がいいんだよね。皆さんには勤勉に働いてもらって、贅沢しなくていいからギリギリまで税金取るからね、という。なんかそういうのを感じます。これだけ一個の政党が日本を仕切ってるなんて、世界中見ても日本しかないよ。一瞬は変わった時もあったけど。流れない水は腐るんだって。八十年近くほとんど流れていないんだから、そうとうなもんです。今は素晴らしい政党が出て来ているので、自分はそこを応援する。それしか道はない。
インターネットも、諸刃の剣だよね。みんないろんな仕組みを知るようになったじゃん? それでいい部分ももちろんあるし。本当の悪いやつを暴き出してる。だけどそれと同時に、いろんな害もあるよね。世の中のことがあまり理解できていない純粋な心の若者達と、本当の悪人が簡単につながってしまうので、最悪の犯罪が生まれる。
―音楽とインターネットの関係で言うと、ブランキーの作品もサブスク解禁されてみんながパッと聴けるようになったことは、音楽ファンからするとうれしいことです。
浅井:あれは俺、あんまり関わってないからね。まあむずかしいところなんだけど(笑)。ブランキーのマネージャーは、ものすごいブランキーのことを愛してて一生懸命やってるから、それはありがとうねっていう気持ちなんだけどね。まあ俺はこのベスト盤を聴いて欲しいな。ブランキーは俺の若いときの作品で、こっちはブランキー以降の自分のベストだから。両方とも良いから聴いて欲しいけど、今は『WHO IS BENZIE?』を聴いてほしい。
―このベストアルバムを区切りに新たにというよりは、ツアーをやって、そこからまた作品を作ってライブをやってっていうことを、これまで通り続けていきますか?
浅井:まあでも、どうなるかわからないよ? この先どうなるかは、毎回そうなんだけど全然決めてないですね。ツアーをやってたくさん人が来てくれるんだと思うと、「よし頑張ろう」ってなるじゃん。そしたらまだやろうと思う。でもツアーをやってもあんまりお客さんが来ないってなったら、もうやめようかなってなるじゃん。
―そんなときはなかったですよね?
浅井:うん、ないね。ないから続けてこれた。でも今回、以前よりお客さんが増えてるから、この年になってさらに増してるっていうのはうれしい。
―それは先ほどのお話のように、拠り所になる芸術、本物の感動がそこにあるからだと思います。
浅井:ね? そうだったら一番うれしいですけどね。
―ライブをやって、そこからまた曲が生まれたり。
浅井:でもこれ以上曲が増えたら、作りすぎだろうなとか思うんだよね。
―そんなことはないと思いますけども。まだまだ先輩ミュージシャンの方々もいますし。そういう方たちを見て、自分も頑張ろうって思ったりすることもありますか?
浅井:うん、あるある。先輩のミュージシャンはいつまでもいてほしいからね。自分が一番先輩になったら嫌だもん(笑)。ヒロト先輩とか矢沢さんとか、いつまでも元気でいてほしいですね。自分もやれるところまでやりたいです。
―ツアーの準備はいかがですか?
浅井:まだ固まってなくて、今探り中です。来た人の心がうれしくなって「めっちゃんこ来てよかった~!」って思って家に帰るっていう、そこですよね。そのぐらいのものを見せないと。そういうものを目指してやります。
―前回のインタビューの際に社会的な話もされていたと思うんですけど、あれ以降、トランプが大統領になったり、令和の米騒動など、相変わらず世の中は落ち着きません。
浅井:俺の実家は米屋なんだけど、米ぐらい日本で作ろうよって。なんで輸入しないといけないの? そんなふうにしちゃってる今の政権がダメだわ。
―そうですよね。それによって歌いたいことってできたりしますか?
浅井:いや、それはまったく考えてない。曲ができるときって100%、思いつきなんだわ。でも、米がどうにかなっちゃうってすごいよなあ。だって、作ればいいじゃんね? それこそ、〈何やっとんの〉って感じだよね。土地もさあ、どんどん中国人に買われてる。でも日本は中国の土地を買えないわけでしょう。それは国際法上、同じルールじゃないからおかしいんだよね。それはアメリカにとってもそうなんだけど、アメリカ人は中国の土地を買えない。でも中国人はアメリカの土地を買いまくってる。中国がいかんというわけじゃないよ? じゃあ日本も中国の土地を買っていいことにしようよっていうことだよね。俺は今の政権は大嫌いだね。石破茂首相、岩屋外務大臣。だから大事なのは次の選挙。自分が信じて、良いなと思った政党にちゃんと入れないとダメだよ。俺たちに与えられている力ってそれだけだもん。それは大事なことだし、1人1人の意識だと思う。ボケーっとしとったら、もう気がついたら取り返しのつかないところまで行っちゃってるかもしれないから。今ならまだ間に合うと思うんで、1人1人が気をつけないといけないと思う。これはちゃんと書いといて。
<リリース情報>
浅井健一
ベストアルバム【WHO IS BENZIE?』
2025年5月21日発売
=収録曲=(初回生産限定盤、通常盤共通)
1. MOTOR CITY
2. Old Love Bullet Gun (BNZ2025ver.)
3. ハラピニオ
4. Beautiful Death
5. キティ (BNZ2025ver.)
6. FRIENDLY
7. Super Tonga Party
8. WAY
9. DEAD FISH
10. 危険すぎる
11. 君をさがす
12. Vinegar
13. Fantasy
14. COOLER
15. Shampoo
16. 2人の旅 (BNZ2025ver.)
17. ARABIA
DVD収録曲(初回生産限定盤のみ)
<KENICHI ASAI OVER HEAD POP TOUR FINAL at EX THEATER ROPPONGI>
1. あおるなよ
2. Vinegar
3. SWEET DAYS
4. Fantasy
5. パイナップルサンド
6. Calm Lula
7. HUNDRED TABASCO AIRLINE
8. JODY
9. 宇宙的迷子
10. BLUE BLONDE
11. Come on Cushion Fight
12. シルべット
13. 海水浴
14. Not Ready Love
15. 猿がリンゴ投げた
16. 見た事もない鳥
17. SKUNK
18. ガソリンの揺れかた
19. うさぎのドアマン
20. 危険すぎる
21. Saturday Night
22. けっして
23. SALINGER
<ツアー情報>
浅井健一「BEST SELECTION TOUR 2025」
5月23日(金)金沢REDSUN
5月24日(土)金沢REDSUN
5月25日(日)岐阜CLUB ROOTS
5月27日(火)神戸VARIT.
5月31日(土)札幌cube garden
6月1日(日)函館CLUB COCOA
6月7日(土)福岡 宗像ユリックス ハーモニーホール
6月8日(日)広島Live Space Reed
6月14日(土)熊本B.9 V1
6月15日(日)別府Copper Ravens
6月21日(土)大阪BIG CAT
6月22日(日)名古屋THE BOTTOM LINE
6月28日(土)盛岡CLUB CHANGE WAVE
6月29日(日)仙台darwin
7月4日(金)東京Zepp Shinjuku
7月7日(月)東京LIQUIROOM
7月10日(木)名古屋CLUB QUATTRO
7月11日(金)京都MUSE
7月19日(土)沖縄 桜坂セントラル
STANDING(福岡公演のみ全席指定)
TICKET 6800円(TAX IN)
浅井健一
LIVE FILM『OVER HEAD POP TOUR FINAL at EX THEATER ROPPONGI』
一夜限定プレミアム上映
日時:2025年5月20日(火)
場所:シネマート新宿
開映:19:00
・前売券|3,500円(税込/全席指定)
・当日券(劇場販売サイトにて販売)|4,500円(税込/全席指定)
・チケット:イープラス https://eplus.jp/asai_kenichi-lf/(PC・モバイル共通)
・入場者プレゼント|浅井健一特製布パス風ステッカー(A7サイズ)
※開場時間は、劇場にご確認ください。
※3歳以上有料/3歳未満で座席をご使用の場合は有料となります。
※プレイガイドでチケットをご購入の際は、チケット代以外に各種手数料がかかります。※映画館により、座席間隔をあけてチケット販売を行う場合がございます。今後の情勢に応じて変更となる場合や、各映画館で対応が異なる場合がございますので予めご了承ください。
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