アイドルグループ・乃木坂46の五百城茉央が主演するドラマ『MADDER その事件、ワタシが犯人です』(カンテレ 毎週木曜24:15~/フジテレビ 同26:15~)の第4話が、1日に放送。SNSでは、「いよいよシリアスになってきた」「携帯のバイブが鳴ったところでゾッとした」と興奮のコメントが上がった。
茜(五百城茉央)の進言で清爛統一が日を改めて実施されることになり、「人の良心を信じてみたい」と、茜は愚かな天才たちの持ち物に1枚のカードを忍ばせる。そこには試験の解答データを閲覧できるリンクが記されていて、茜は彼らが自らの野心と保身のために不正を働く姿に期待するが、そこには意外な結末が待っていた。
一方、学校職員に頼まれて校長室を片付けていた黒川(山村隆太)は、机の下に取りつけられた盗聴器を発見。瞬時に犯人の正体に気づいた黒川は、悪びれるどころか、むしろ犯罪まがいの行為を楽しんでいる茜に、「君がやっているのは、ままごとだよ」と意味深な言葉を投げかける。その言葉に、茜の中に芽生えた黒川への興味はますます膨らんで…。
そんなある日、篠崎(吉名莉瑠)が世間をにぎわせている殺人鬼の話を持ち出し、あたかも正体を知っているかのような口ぶりで江藤(樋口幸平)や宮内(山下永玖)を挑発。茜もその話に興味を抱くが、篠崎はもったいぶるばかりで、決して知っていることを明かそうとはしない。そして、刺激のない退屈な時間を持て余した茜がつい、いつものように折下電気商会へ向かうと、暗い表情の茜を見た黒川は「気分転換しよう」と軽バンの助手席のドアを開けて…。
このシーンに、「殺人犯かもしれない人の車に乗るなんて…」「何かが始まりそう」といった声が上がったほか、「五百城茉央ちゃんを助手席に乗せたい人生だった」というファンの言葉も。そして、詳細はネタバレになるために記せないが、突然鳴るスマホのバイブ音に多くの視聴者が悲鳴ともとれるコメントを上げ、ラストには「いよいよ本格的に面白くなってきた!」といった声が寄せられた。
ついにお遊戯では済まなくなったこの事件。『MADDER その事件、ワタシが犯人です』次回の第5話は、FODで先行配信されている。
【編集部MEMO】
『MADDER その事件、ワタシが犯人です』第5話あらすじ
屋上のボイラー室で、左腕のないクラスメイトの遺体が発見された。教師や生徒がパニックに陥るなか、茜(五百城茉央)は公園の殺人事件現場と同じように、人だかりの向こうで冷淡な表情を浮かべる黒川(山村隆太)を見つける。
事件を受け、生徒たちは下校を余儀なくされるが、茜は一人、現場検証が終わった屋上へ。するとそこへ、江藤(樋口幸平)や宮内(山下永玖)らがやって来て、犯人は茜だと糾弾する。依原(水野響心)によると、被害者は最近茜に興味を抱いていたらしく、彼らの推理では、茜が自分のことを嗅ぎまわるのが邪魔になったというのが動機らしい。しかし、そのあまりに稚拙な考えに、茜は笑いだしてしまう。
ところが、警視庁の梶谷(武田梨奈)も茜を容疑者候補の一人と考えているようで、茜は事情聴取を受けることに。梶谷によると、遺体の左腕を切断したナイフが見つかり、購入者を調べたところ、店の防犯カメラに茜が映っていたという。茜は素直に自分の所持品だと認めたうえで、学校近くのゴミ箱に捨てたと供述。さらに、まるで最初から用意していたかのような答えで梶谷を論破する。そして早々に警察署を後にすると、なぜかいら立ったような足どりで黒川の元へ向かい…。