徳志会は、「春がこころの健康に与える影響に関するアンケート調査」の結果を4月18日に発表した。同調査は、2025年4月1日~4月15日の期間、全国の社会人400名を対象にインターネットを用いて行われた。

  • 春に「こころの不調」を経験した社会人は約6割に上る

「春にこころの不調を経験したことがあるか」について尋ねたところ、約6割が春にこころの不調を経験していることが明らかになった。

  • 不調の症状は「やる気の低下」「肩こり」「怠慢感」が多数

春にこころの不調を経験した人に、そのとき感じた症状について尋ねたところ、「やる気の低下」「肩こり」「怠慢感」などの症状がみられたという。

  • メンタルの状態が仕事の意欲にも影響

また、不調による仕事へのモチベーションの影響については、不調を感じた人の約半数が「仕事のモチベーションが低下した」と回答した。

  • 職場でのメンタルサポートに対する不満も

そこで、職場におけるメンタルヘルスケアの取り組みに対する意識について尋ねたところ、約6割の社会人が「会社が対策しているとは感じない」と回答。

  • 無理をせず、まずはしっかり休むことが大切

不調を感じた際に効果があったと感じる対処法については、「休息・休暇・十分な睡眠」が心の不調を和らげるうえで有効であると多くの人が回答した。