ホットペッパーグルメ外食総研は4月18日、「有職者のランチ実態調査(2025年3月実施)」の結果を発表した。調査は2月28日〜3月11日、首都圏・関西圏・東海圏在住の20〜69歳の有職者4,225名(男性65.7%、女性34.3%)を対象にインターネットで行われた。
平日のランチは、どのように食事をしているのかと尋ねたところ、5年連続で「自炊、または家族等が作った食事」(31.1%)が1位に。次いで、「自分、または家族等が作った弁当」「小売店や飲食店で購入した食事」(20.7%)が同率2位で続き、4位は「社食、学食」(8.5%)、5位は「外食店内での食事」(7.7%)となった。
また、1年前と比べて、ランチの食べ方で増えているものを聞いたところ、「自炊、または家族等が作った食事・弁当」(17.5%)が調査開始以来6年連続で最多となったものの、ほとんどの食べ方で前年より割合が減少する結果となった。
続いて、平日のランチの形態別の予算を教えてもらったところ、全体平均は485円(上昇率7.3%)で、3年連続して過去最高額を更新した。
最も高かったのは「出前、デリバリーしたもの」で平均1,418円(前年1,368円)、次いで「外食店内での食事」(平均1,250円、前年1,243円)と続き、いずれも5年連続で増額。最も安い「自炊、または家族が作った食事・弁当」(平均432円、前年392円)等も含め、すべての食べ方で前年より増額していることがわかった。
次に、「働き方の変化に伴う、1年前と比べた平日ランチの変化」について、「あてはまる」「ややあてはまる」の割合が最も高かった項目は、テレワークの普及・常態化による「1人でランチを食べることが増えた」で26.4%。次いで、コロナ禍前の働き方に戻ったことに伴う「決まった時間にランチを食べるようになった」(21.3%)、人手不足や時短・効率化要因による「1人でランチを食べることが増えた」(17.9%)と続き、さまざまな要因で「1人ランチ」が増加していることがわかった。