東武鉄道は、「スペーシアX」(N100系6両編成)の臨時列車を5月17日に運転すると発表した。浅草発東武日光行の下り「スペーシアX 91号」を設定し、通常の特急列車よりゆっくり走る。途中駅で後続の特急列車が追い抜く場面も見られるという。

  • 東武鉄道が5月17日に浅草発東武日光行の臨時列車「スペーシアX 91号」を運転

5月17日の下り「スペーシアX 91号」は浅草駅11時20分発・東武日光駅13時30分着で運転。浅草~東武日光間で途中の北千住駅、春日部駅、栃木駅、新鹿沼駅、下今市駅に停車する。

一方、特急列車の下り「けごん21号」は浅草駅11時30分発・東武日光駅13時17分着とされている。「スペーシアX 91号」の10分後に浅草駅を発車し、途中の春日部駅まで「スペーシアX 91号」より後の発車だが、栃木駅から先は「スペーシアX 91号」より先の発車となる。

臨時列車「スペーシアX 91号」に関して、旅情や新緑の沿線観光地へのお出かけ等に合わせて設定したと東武鉄道は説明。特急列車同士の通過待ち合わせを行いつつ、「ゆっくり走るN100系 特急列車でお出かけしよう!」「カフェやラウンジでコーヒー片手に新緑を楽しむ!」「浅草から東武日光まで2時間10分!」とPRしている。特急列車は全車座席指定のため、乗車券の他に特急券の事前購入が必要。車内で購入する場合、通常料金に200円加算される。