「星野リゾート西表島(いりおもてじま)ホテル」では、6月9日~7月27日の期間、初夏の早朝だけの幻想的な情景、水面に浮かぶ一夜限りの花を楽しむ「絶景サガリバナクルーズ」を今年も開催する。

  • 「絶景サガリバナクルーズ」

西表島ホテルは、日本初の「エコツーリズムリゾート」を目指し、マイボトルの貸し出しやロードキル防止活動など環境に配慮しながら、世界遺産に選ばれた島の魅力と価値を感じるネイチャーツアーを、一年を通して提案している。

「絶景サガリバナクルーズ」は、水面に浮かぶサガリバナの幻想的な光景の中をクルーズ船で巡りながら、ゆったりとしたぜいたくな時間を過ごせるツアー。

西表島の夏の風物詩であるサガリバナを、クルーズ船で堪能できる同ツアーは、2月15日より、西表島ホテル公式HPで予約を開始している。

  • 初夏の早朝しか見られない幻の花「サガリバナ」

サガリバナは、東南アジアの熱帯、亜熱帯の地域に分布し、国内では奄美大島以南に自生、マングローブ林の内陸側にある淡水湿地に生育する。川沿いにも自生するため、河川が多い西表島では、落下した花が川面(かわも)に浮かぶ姿を楽しめる。

まだ誰も起きていない早朝の静けさの中、チャーター船に乗り、サガリバナの絶景ポイントを目指す。陽が昇り始めると花は落ちてしまうため、早朝は、満開の花と川面に浮かぶ姿を同時に楽しめるベストな時間帯とのこと。

また、ガイドがつぼみの状況を見てその日のベストスポットに案内するため、その日一番の光景を楽しむことができる。時間とともに変化する空の色、早朝のすがすがしい空気も、クルーズ船の上で優雅に楽しめる。

  • 水面に浮かぶサガリバナを、より近くで楽しむカヤックツアー

また、カヤックに乗り、水面に浮かぶサガリバナを間近に観察することも可能。パドルをこぎながら、水面に浮かぶサガリバナを眺めたり、花の香りをかいだり、よりアクティブにサガリバナを楽しみたい人におすすめだという。

開催日は、6月9日~14日、23日~29日、7月8日~13日、23日~27日(潮位により開催日が限定されている)。開催時間は5時20分~8時00分、料金は1人9,700円で、宿泊者が対象となっている。