リクスタは4月2日、「2025年春のお城人気ランキングベスト30」を発表した。調査は2024年3月1日~5月31日、「お城がいいね」Web、アプリのデータベースから「オススメ度」が3.5以上のお城を抽出、検索数の多い順に集計した。総検索数は23万1,883件。
「2025年春のお城人気ランキング」では、愛知県の「名古屋城」(ユーザーオススメ度4.1)が1位に輝いた。城内には約10種類・約900本の桜があり、開花時期をチェックして何度も訪れる楽しみも。今の時期、「名古屋城春まつり」(3月20日〜5月6日)が開催されており、期間中、さまざまなイベントが行われるという。
続く2位には、天守の壁が黒漆で仕上げられた長野県の「松本城」(同4.7)がランクイン。春には桜のピンク色と、黒い天守のコントラストが美しい景色を見ることができる。
3位には、兵庫県の「姫路城」(同4.6)が登場。別名「白鷺城」とも呼ばれており、「松本城」とは対照的に白い城壁が特徴的。白壁に映える桜が美しい春の景色は、日本さくら名所100選にも選ばれている。
続いて、愛知県の「犬山城」(同4.5)が4位にランクイン。国内最古の現存天守とされる国宝の天守が最大の見所となっており、小ぶりながら気品を感じる佇まいに。5位は、豊臣秀吉が築いたお城として有名な大阪府の「大坂城」(同4.0)。天守閣の西に位置する西の丸庭園では、夜桜のライトアップが実施されている。
以下、6位「岸和田城」(大阪府)、7位「彦根城」(滋賀県)、8位「江戸城」(東京都)、9位「松江城」(島根県)、10位「小田原城」(神奈川県)と続き、今回のランキングでは現存天守12件のうち9件がランクイン。その内、国宝に指定されているお城5件も全てトップ30にランクインする結果となった。