フジテレビの上垣皓太朗アナウンサーがこのほど、同局のトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ#46』の夜公演にゲスト出演。持ち込み企画で会場を盛り上げたほか、達観した名言で大人たちをうならせた。

  • フジテレビの上垣皓太朗アナウンサー

    フジテレビの上垣皓太朗アナウンサー

持ち込み企画『上垣皓太朗のオールナイトニッポン』

漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによる同イベント。上垣アナは昨年10月に登場した際、緊急ゲストで30分程度の出演時間にもかかわらず、「大阪府警のガサ入れニュース」「会場を競馬場に見立てての情景描写」「昼間のFMラジオのDJが話す薄いトーク」「ボーナス査定のために数字を盛り込んで仕事でいかに結果を出してきたかを目をかっぴらきながらTED風にプレゼン」といったムチャぶりの嵐に完璧に対応し、強烈な印象を残していた。

そこで今回は「テレビ局に入りましたけど、ラジオをやってみたい」という上垣アナの夢をかなえるため、久保みねヒャダ3人をゲストに迎えた『上垣皓太朗のオールナイトニッポン』プレイを敢行。オープニングでは、おなじみのテーマソング「ビタースウィート・サンバ」に乗せて、JR久留里線にまつわるトークを繰り広げると、早速、久保みねヒャダと観客の心をつかむ。

事前録音したオリジナルのジングルも流れる本格仕様で、番組内コーナーも上垣アナが考案。夢の中に出てきた実在しそうな架空の言葉を発表する「一筆書き 小竹向原」では、久保と能町から次々に理解不能ながら考察したくなる言葉が寄せられる。さらに、ヨドバシカメラのCMソングの歌詞を変えて好きな街の曲を作る「ヨドバシカメラ選手権」では、複雑な路線構造を持つ“小竹向原”の特徴を見事に捉えた歌が誕生した。

あまりに盛り上がったため、用意されていたクイズコーナー「あぁ切り抜きドン」は残念ながら割愛。残り1分のエンディングトークも見事に収め、大きな拍手に包まれながら番組プレイをやり切った。

「私の夢にお付き合いいただきありがとうございました」と感謝する上垣アナに、「めっちゃ楽しかった」(久保)、「良いコーナーばっかりで投稿しやすい」(能町)、「コーナーの作りがめちゃくちゃ良い」(ヒャダイン)と絶賛。今後、『久保みねヒャダ』で投稿を募集することになった。

  • 「ヨドバシカメラ選手権」

従来交わることのなかった人たちに会って感じたこと

その後は、「やりたい大人のキッザニアベスト3」をそれぞれ発表。その中で、上垣アナがアナウンサーになって従来交わることのなかった人たちに会うことについて、「面白いなと思います。やっぱり自分らしさだけを追い求める人生だと面白くないと思うので」と名言が飛び出し、会場は感心のため息に包まれた。

この模様は、地上波で4月12日・26日(27:45~)に放送され、同局の動画配信サービス・FODでも配信される。

次回のライブは4月6日に開催。昼公演はキンタロー。、夜公演はCSに移行した長寿トーク番組『はやく起きた朝は…』から磯野貴理子・松居直美・森尾由美の3人をゲストに迎えて行われる。