小籔千豊、“黒歴史”という言葉に違和感があるワケ「何言うとんねん!」

お笑い芸人の小籔千豊が3月28日、公式YouTubeチャンネル『ペラペラ小籔』を更新。“黒歴史”について自身の考えを語った。

• 

  小籔千豊

自身の人生で「恥ずかしいと思うこともない」

「人には言えない恥ずかしい過去」を指す“黒歴史”。小籔は、「“何々が黒歴史～”とか、中高生あたりがツイートしてて。何言うとんねん! しょうもな。ペラペラの歴史のくせに」と本音をぶっちゃけ、「“あれが黒歴史やわ～”って言うってことは、それ以外は“白歴史”なんか? お前、そこまで結果してんのか? 華やかな歴史ばっかりなんですね」とチクリ。「そこだけが黒くて、他は白いですって言うてる気すらする」と吐露した。

そんな小籔は、自身の“黒歴史”について問われると、「あんまり恥ずかしいと思うこともない」と即答。一方で、「平素、生きてること自体が恥ずかしい。こんな顔面さらしてテレビ出て。こんな売れ具合で芸能人でございみたいな面して」「こんな人間性のくせに父親です。50歳超えてますみたいな感じでおること自体が恥ずかしいこと」と真顔で語るシーンも。「僕の人生自体、全体が“黒歴史”と言っても過言ではない」と強調しつつ、改めて、「別に“黒歴史”っていう概念もなければ、“黒歴史”を伝えたいっていう気持ちもない」とキッパリ語った。

また、“黒歴史”という言葉に、「変な文化やね」とつぶやいた小籔は、「多分、自虐の落とし方なんじゃない? ツイッターとかで、自分の自虐を落とすときの」と分析。最後は、「あなたはすべてが“黒歴史”です。誇るべき歴史など何もない。僕も何もない。あなたもない。ほとんどの人はない」とピシャリと言い放ち、「“黒歴史”人間ながら、社会に貢献する。近所の人にやさしく、何か貢献できるように頑張る。“黒歴史”ばっかり9割5分の中で、5分の“白歴史”を、6分、7分、8分になんとか増やしていこうじゃありませんか」と呼びかけていた。