日本気象協会は、紫外線量が増える4月以降の紫外線対策を呼びかけるため、「紫外線 厳重注意前線2025」を3月31日に発表した。
「紫外線 厳重注意前線2025」は、紫外線の強さを示す国際指標「UVインデックス」の5段階評価を基準に、日本気象協会の独自の気象予測情報や過去の気象データを加えて算出したもの。UVインデックスが「強い」に達する時期を、前線図の形式で表している。
同社の発表によると、西日本と東日本の広い範囲で4月上旬から紫外線に厳重な注意が必要になるという。特に、東京は4月3日ごろ、名古屋は4月1日ごろ、大阪は4月2日ごろから紫外線が強まり、都市部では厳重注意シーズンが間近に迫っている。
北日本でも、仙台では4月中旬から、札幌でも大型連休中には紫外線への厳重注意が必要となるため、紫外線対策の準備ができていない人は、早めの対策をおすすめするとコメントしている。