R&Gは、「配偶者のお金の使い方に関する意識調査」結果を3月26日に発表した。同調査は2025年3月17日~19日の期間、既婚者421人を対象にインターネットを用いて行われた。
結婚前に知りたかった配偶者のお金の使い方を聞いたところ、1位は「貯蓄していない」(23.5%)だった。2位「浪費癖がある」(16.9%)、3位「娯楽費が多い」(14.0%)が続く。
1位「貯蓄していない」について、「稼いだ分を全部使ってしまう人で、貯金ができていなかった」「私20代、夫30代後半で結婚しました。お互いに実家暮らしで、私はコツコツと貯金するタイプなので、夫には私以上に貯金があるものと思っていました。しかし結婚後に貯金はいくらあるのか聞いてみたところ、まさかの貯金ゼロでした」というコメントが寄せられた。
結婚後に配偶者のお金の使い方で困ったことを尋ねたところ、1位は「趣味にお金をかけすぎる」(20.7%)、2位「計画性のない使い方」(16.9%)だった。
配偶者の個人的な嗜好(しこう)に費やすお金について不満をもつ人が多くなっている。また「計画性がない」「家計に無頓着」など、配偶者が家計全体のバランスを考えずにお金を使うことに困っている人もいた。
一方「家計に厳しすぎる」もランクインしていることから、「使いすぎ」だけではなく「引き締めすぎ」も問題になるという。
配偶者のお金の使い方を知るために、結婚前に確認すればよかったことを聞いたところ、1位は「貯蓄額」(23.8%)だった。2位「支出の内訳」(22.6%)、3位「結婚後の家計管理方法」(21.1%)と答えた人も多くなっている。
1位「貯蓄額」について、「まさか貯金していないなんて思っていなかったので、はっきりと貯金がいくらあるか聞いておけばよかったのかなと思いますが、なかなか聞きづらい質問ではあります。『人生設計のために、貯金は毎月いくらくらいしているか』程度は、聞いておいてもいいと思います」「貯蓄額を知っていると、将来の生活設計を描きやすいです」という意見が寄せられた。