JR東海は、東海道本線沼津~興津間の駅で導入する「お客様サポートサービス」の提供開始日を6月1日と発表した。対象となる駅は片浜駅、原駅、東田子の浦駅、吉原駅、富士川駅、新蒲原駅、蒲原駅、由比駅の8駅。始発列車からサービスを開始する。

  • 東海道本線沼津~興津間の8駅で「お客様サポートサービス」を導入する

「お客様サポートサービス」を導入する駅において、近距離券売機に隣接してモニタ付きインターホンや券面確認台を新設し、案内センターとつなぐことで、遠隔での案内とサポートを提供する。これにより、早朝・夜間など駅係員が不在の時間帯でも、きっぷの購入、ICカードのチャージ、乗越し精算等が可能となる。

案内センターのオペレーターがセキュリティカメラを通じて駅の状況を把握するとともに、駅利用者からの問い合わせ対応や案内放送を行う。必要に応じて係員が現地に出向く対応も実施する。なお、原駅と富士川駅には係員を常駐させる。

指定席券購入ニーズの高い片浜駅、原駅、吉原駅に「サポートつき指定席券売機」も設置。新幹線・在来線の指定席特急券を購入でき、インターホンを通じてオペレーターが応対することで、学生割引乗車券など証明書が必要な割引きっぷの購入にも対応する。