CS放送のGAORA SPORTSは、3月30日に『京都フィギュアスケートフェスティバル 2025』(21:00~23:00※完全版は5月7日18:30~)を放送する。
GAORA SPORTSで独占放送される『京都フィギュアスケートフェスティバル 2025』は、3月1日に京都アクアリーナで開催。プロスケーターの宮原知子はじめ、田中刑事、本郷理華といった人気プロスケーターに加え、吉田陽菜、金沢純禾、岡万佑子、山田恵、村上遥奈ら将来のオリンピック出場が期待される京都を拠点とするノービス、ジュニアの日本チャンピオンも多数出演。会場を華麗なエキシビションで彩った。
特に注目は、今回クロージングフィナーレの振付を初めて担当した宮原知子。14年ぶりの開催となった本フェスティバルで、宮原は「スケーターも観ている人も元気になれる、前向きになれる曲を選択しました。人数が多いので、うまくいくことを願っています。」と意気込みを。番組では、そのリハーサルから本番までの様子に密着し、32人ものスケーターをまとめる宮原奮闘ぶりや感動のフィナーレの模様をおくる。
宮原の熱い誘いを受け、出演を決めたという本郷理華は「選手の時、よくこのリンクに来ていたんですが、すごく苦い思い出があって……ショートプログラムで2回失敗してフリー演技にすら進めなかった場所なので、今日も足が震えるくらい緊張してしまうかもしれませんが、温かい目で見ていただけたらと思います」と率直な思いを明かした。また、田中刑事は「思い出深いリンクで、プロスケーターとして参加させていただくことがとても楽しみです」と語り、宮原も「京都アクアリーナは、小さい頃から冬になると必ず練習していた場所。今でも滑っているので、ここに来たら“ホーム”な感じがします」と会場への特別な思いを語った。
番組では、数々の大会で優秀な成績を収めている金沢純禾、岡万佑子、山田恵、村上遥奈らの演技に加え、オリンピック出場も期待される吉田陽菜によるエキシビションナンバー「ゴジラ」の熱演も独占放送する。さらに、フィギュアスケートアニメの声優経験もある人気声優の小野賢章が番組のナレーターを務める。
【編集部MEMO】
宮原知子は、1998年3月26日生まれ。27歳。京都府出身。4歳からスケートを始め、ジュニア時代の2011年11月に開催された「第80回全日本フィギュアスケートジュニア選手権」で2004年に浅田真央が記録した得点を越えて優勝。一気に注目を集める。2013-2014年シーズンにシニアデビュー。全日本選手権は2014年から4制覇したほか、2016年には四大陸選手権を初めて優勝した。“ミス・パーフェクト”の愛称で親しまれ、長年にわたって日本のフィギュアスケート界を牽引し、2022年3月26日に現役引退を発表。引退後はプロスケーターとして活躍している。