三井不動産は3月24日、「健康経営優良法人2025(大規模法人部門、ホワイト500)」の認定と、「なでしこ銘柄」の選定について発表した。
「健康経営優良法人認定制度」は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度。同社の「健康経営優良法人」の認定は9年連続となる。
同社では、人事部員による全社員への個別面談、人間ドック受診費用補助、健康アプリの導入や健康イベントの実施、社員の健康状態・健康活動の可視化、感染症対策など、社員の健康保持・増進のための制度整備や健康イベントなどに取り組んできた。また、多くの企業を巻き込んだ健康経営の推進も行っており、社員の健康保持・増進にとどまらず、社外のビジネスパートナーへも健康経営の普及・拡大を実施していることが評価された。
「なでしこ銘柄」は、経済産業省と東京証券取引所が共同で、女性活躍推進に優れた上場企業を選定するもの。「キャリア形成支援」と「共働き・共育て支援」に関する取組・成果がどちらも優れていること、経営戦略と女性活躍を含む人材戦略との結びつき、それによる企業価値向上が自社独自のストーリーとして語られていることを重視して選定する。同社は4年連続の選定となる。
同社は、女性活躍推進や共働き・共育て実現のため、「性別に関わらず育児・介護等を含め多様なライフスタイルや価値観を尊重し合い、長く働き続けられる環境整備」「女性活躍を推進する上での組織の意識改革ならびに本人のモチベーション向上・キャリア形成支援」の2点を重視し、グループ一体となって取り組んでいる。