ファミリーマートは3月25日、同社プライベートブランドの「ファミマル」より、「スパイシーキーマカレー」(358円)を全国のファミリーマートで発売する。

  • 「スパイシーキーマカレー」(358円)

昨今のレトルトカレー市場は「簡便性」「品質の向上・種類の多様化」にともない、家庭でも本格的な味を楽しめるようになったことを背景に好調に推移している。中でも、「スパイスカレー」が市場トレンドとなり、スパイスの個性を生かした専門店が増加していることから、レトルトカレーにおいても専門店の味を追求した高価格帯の商品が急成長を見せている。

  • 「スパイシーキーマカレー」(358円)

このたび、ファミマルのレトルトカレーから高付加価値シリーズ第1弾として、スパイシーキーマカレーを発売する。同商品の開発にあたり、専門店の「スパイス」と「本格感」を再現することに最もこだわったという。専門店でのカレー作りでは、ホールスパイス(粉状にしていない、原形のままの香辛料のこと)を油で炒める工程が欠かせない。その工程をこのたびのレトルトカレーの製造工程にも取り入れ、カルダモンシードやマスタードシードなどのスパイスの香りを引き立てた。また、挽き肉がゴロゴロと感じられる食べ応えを再現したいと考え、鶏肉と豚肉のサイズを変えた合い挽き肉を使用。肉の旨味と食感を存分に楽しめる仕上がりとなっている。同社は今後も高付加価値レトルトカレーシリーズを続々と展開していく予定だ。