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3月28日に開幕を迎える2025年シーズンのプロ野球。オープン戦では熾烈なレギュラー争いが繰り広げられているが、各球団でスターティングメンバーの陣容が見えてきている。ここでは、12球団の開幕スタメン予想を紹介したい。今回は、セントラル・リーグの広島東洋カープ編。
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投手:森下暢仁
開幕投手を務めるのは、プロ6年目の森下暢仁だ。森下にとっては初めての大役となる。
ルーキーイヤーに10勝を挙げ、防御率1.91の好成績を残し、新人王を獲得。その後も先発ローテーションに欠かせない存在となり、昨季も10勝10敗、防御率2.25をマーク。チームを引っ張るエースとして、絶対的な投球を披露したい。
開幕ローテーションは大瀬良大地、床田寛樹といった実力者に加え、オープン戦で結果を残している森翔平も頭角か。
その他、玉村昇悟やジョハン・ドミンゲスも、開幕ローテーション入りの有力候補といえるだろう。
捕手:會澤翼
坂倉将吾の離脱により、開幕マスクは會澤翼が濃厚だ。
昨シーズンも開幕投手の森下暢仁が先発した試合では、ほとんど會澤がスタメンマスクを被っており、今季のオープン戦でもバッテリーを組んでいる。
オープン戦では高卒3年目の清水叶人が積極的に起用されていたが、開幕直前にファームに降格。
一方、昨シーズンは勝負強いバッティングが光った石原貴規が、開幕前に待望の一軍復帰。磯村嘉孝を含めた3人体制で、坂倉の復帰を待つことになりそうだ。
内野手
一塁:エレフリス・モンテロ
二塁:菊池涼介
三塁:小園海斗
遊撃手:矢野雅哉
オープン戦での起用と実績を考慮し、内野手は以上のメンバーになると予想した。
セカンド菊池涼介、ショート矢野雅哉のセンターラインはまさに鉄壁。また、昨季に全試合出場を果たした小園海斗も、当然開幕スタメンに名を連ねるだろう。
カープの鍵を握る存在といえるのが、メジャー通算21本塁打のエレフリス・モンテロ。オープン戦でも複数アーチを描くなど、早くも長打力を発揮している。
昨季はリーグ最少の52本塁打に終わった広島にとって、モンテロの活躍は上位進出を狙うために必須。シーズン開幕後も、持ち味の打棒で貢献できるだろうか。
外野手
左翼手:サンドロ・ファビアン
中堅手:秋山翔吾
右翼手:二俣翔一
外野手は、上記の3名を予想した。
実績十分の秋山翔吾は、若手が多いチームを牽引する存在。昨季は左翼も守ったが、オープン戦での起用を見る限り、中堅起用がメインとなりそうだ。
一方、オープン戦では苦しんでいるサンドロ・ファビアンだが、新井貴浩監督からの期待値は高く、開幕戦のスタメン起用も想定される。
外野手の注目は、二俣翔一。野間峻祥、末包昇大とのレギュラー争いの中、オープン戦では着実に結果を残している。育成出身のプロ5年目で、チャンスを掴むことが出来るか。
広島の開幕オーダーは?
1番(右)二俣翔一
2番(遊)矢野雅哉
3番(三)小園海斗
4番(一)エレフリス・モンテロ
5番(中)秋山翔吾
6番(左)サンドロ・ファビアン
7番(二)菊池涼介
8番(捕)會澤翼
9番(投)森下暢仁
開幕戦の予想オーダーは、以上の通りだ。
期待の二俣翔一、矢野雅哉の1・2番でチャンスを作り、クリーンアップで返すという構図となる。
3番・小園海斗、4番エレフリス・モンテロは濃厚。また、オープン戦では秋山翔吾の5番起用も実現しており、可能性は十分にありそうだ。
サンドロ・ファビアンが開幕スタメンとなる場合は、長打力を期待して6番起用が予想される。実績のある菊池涼介と會澤翼を下位に置き、下位打線からでも得点を狙いたい。
広島の開幕戦は、3月28日。本拠地・Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島にて、昨季リーグ2位の阪神タイガースと対戦する。
【了】