若手俳優の登竜門とされる「第37回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でフォトジェニック賞を受賞した谷原七音にインタビュー。甘いマスクと長身に恵まれた谷原は、21歳にしてしっかりとした軸足で立ち、自分自身の進むべき道をしっかりと見据えていた。

  • 谷原七音

    谷原七音

3月1日に東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催された「第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER」でランウェイを歩いた谷原は「緊張と楽しさが半分半分でした。最初にステージに出た瞬間は、お客様がたくさんいらっしゃったので緊張しましたが、途中から歩くことや洋服を見てもらえることがだんだん楽しくなっていきました」と笑顔を見せる。

ジュノン・スーパーボーイ・コンテストに応募した理由を尋ねると「第一にコンテストという競争の中に身を置けば、自分が成長できるのではないかと考えたからです。それは、これから芸能の世界に入ってやっていくために必要なことだと思いました」と回答。

見事に「フォトジェニック賞」を受賞した谷原だが「フォトジェニック賞という歴史ある賞をいただけたことは、すごくうれしかったです。でも、もちろん僕はグランプリを目指していたので、正直、悔しさも感じました」と吐露する。

また、同コンテストへの参加で「負けたくないという気持ち、ハングリー精神が芽生えた」と明かす。

「応募者1万3465人の中で、約1年間戦ってきたのですが、やはり誰にも負けたくないと思っていました。コンテストを受けるまでは、そのような感情を強く持つことはあまりなかったのですが、実際に大勢の中で勝ち抜いていくために、どうすれば勝てるだろうか、残れるだろうかと考えるようになりました。もともと負けず嫌いではありましたが、もっと1位になりたい、勝ちたいという気持ちが大きくなりました」

そして、反響について「ありがたいことにニュースにしていただけてうれしかったです。すごく感謝はしていますが、まだまだやれると思うので、そこに一喜一憂せず、これからどうしようかという気持ちのほうが自分の中では強かったです。ジュノン・スーパーボーイ・コンテストがあって今があるというのは確かなことなので、すべての経験に感謝しています」と語った。