
プロ野球 最新情報(最新ニュース)
3月28日に開幕を迎える2025年シーズンのプロ野球。オープン戦では熾烈なレギュラー争いが繰り広げられているが、各球団でスターティングメンバーの陣容が見えてきている。ここでは、12球団の開幕スタメン予想を紹介したい。今回は、セントラル・リーグの読売ジャイアンツ編。
今シーズンのセ・リーグはDAZNで生中継!
月額1270円お得に観るなら[PR]
投手:戸郷翔征
開幕投手には、2年連続で戸郷翔征が内定している。
昨季は26試合の登板で12勝を挙げ、2度目の最多奪三振(156個)のタイトルを獲得。初の大役を務めた昨季の開幕戦では、6回無失点の好投で白星を手にしており、2年連続で好スタートを切りたいところだ。
先発ローテーションは菅野智之(現:オリオールズ)のメジャー移籍があり、熾烈な争いとなるが、昨季も先発ローテーションの中心を担ったフォスター・グリフィン、山﨑伊織、井上温大の3投手に、石川達也、田中将大の新戦力が加わる形となりそうだ。
特に石川は、横浜DeNAベイスターズから戦力外通告を受けて今季から加入したが、うなぎのぼりに評価を上げ、最後の1枠を勝ち取った。
開幕ローテーションの座を争った堀田賢慎、赤星優志、横川凱らは開幕二軍、またはリリーフで迎えることになりそうだ。
捕手:甲斐拓也
開幕マスクには、福岡ソフトバンクホークスからFA加入した甲斐拓也を予想。オープン戦でもメインで起用されており、当確といえそうだ。
その他、岸田行倫、大城卓三らもスタメンマスクの座を狙っている。レギュラーシーズンでは併用になるのか、甲斐がほとんどマスクを被るのか、起用法にも注目が集まる。
さらに、強肩が持ち味の山瀬慎之助、ベテランの小林誠司なども控えている。
飛躍を狙う喜多隆介も二軍戦で結果を残しており、首脳陣へアピールを続けている。
内野手
一塁手:岡本和真
二塁手:吉川尚輝
三塁手:坂本勇人
遊撃手:門脇誠
内野手のスタメン予想は、上記の4人とした。
一塁の岡本和真、二塁の吉川尚輝、遊撃の門脇誠は当確だろう。特に岡本と吉川は、打線においても重要な役割を担う。
遊撃の門脇は昨季も開幕スタメンを勝ち取ったが、一時は打撃不振でレギュラーを外れている。ライバルとなる泉口友汰が控えているだけに、プロ3年目の今季は、シーズンを通して安定した活躍を見せたい。
三塁の坂本勇人は、3月15日、16日のプレシーズンゲームを欠場するなどコンディションが不安視されたが、 18日のオープン戦でスタメン復帰。
坂本の状態が上がらない場合は、打撃好調の中山礼都が三塁に入ることになるだろう。
外野手
左翼手:エリエ・ヘルナンデス
中堅手:丸佳浩
右翼手:トレイ・キャベッジ
外野手は、上記の3人をスタメン予想した。
阿部慎之助監督は、丸佳浩を再び中堅手に配置する構想を掲げている。昨季は中堅で32試合にスタメン出場した丸だが、メインは両翼となっていた。今季で36歳を迎えるだけに、負担の大きいポジションでどこまでパフォーマンスを維持できるか。
左翼のエリエ・ヘルナンデスも、ほぼ当確だろう。昨季はシーズン途中加入ながら日本の野球に適応し、56試合の出場で打率.294、8本塁打、30打点の好成績をマークした。
右翼には、2023年に3Aでトリプルスリーを達成した新助っ人のトレイ・キャベッジを予想。当初は一塁での起用も考えられていたが、本職の外野に専念することになった。
その他、打撃好調のオコエ瑠偉、高卒3年目の有望株・浅野翔吾、2023年に2桁本塁打を放った秋広優人らもスタメンの座を狙っている。
巨人の開幕オーダーは?
1番(中)丸佳浩
2番(左)エリエ・ヘルナンデス
3番(二)吉川尚輝
4番(一)岡本和真
5番(右)トレイ・キャベッジ
6番(三)坂本勇人
7番(遊)門脇誠
8番(捕)甲斐拓也
9番(投)戸郷翔征
開幕オーダーはオープン戦での起用を鑑み、上記のラインアップとした。
1番には昨季の起用を踏まえ、丸佳浩を置いた。オープン戦では2番にエリエ・ヘルナンデス、3番に吉川尚輝が入ることも多く、開幕スタメンもこの並びを予想。
不動の4番には岡本和真が座り、5番には新助っ人のトレイ・キャベッジを配置した。
以降は坂本勇人、門脇誠、甲斐拓也、投手の順に。1番から左打者と右打者がジグザグに並ぶオーダーを組んだ。
巨人の開幕戦は、3月28日。本拠地・東京ドームにて昨季リーグ5位の東京ヤクルトスワローズと対戦する。
【了】