周囲に、服装や髪型など何でも真似してくる女性がいて、気持ち悪いと悩んでいる人も少なくないでしょう。本記事では、真似してくる女性の心理を解説したうえで、対処法について紹介します。

真似してくる女性の心理とは?

  • 真似してくる女性の心理とは?

誰かに真似されると、「なぜこの人はわたしの真似をするのだろう」と不思議に思うこともあるでしょう。まずは、真似してくる女性の心理について解説します。

センスに自信がない

自分に自信が持てず、何をしてもうまくいかないと感じる女性の中には、周囲の人の物や行動を真似することで安心感を得ようとする人がいます。センスがないと感じる自分を補うために、他人がしていることをそのまま模倣することで、少なくとも一時的に「自分もできている」と感じているのでしょう。

憧れの人に近づきたい

憧れの人に近づきたいという気持ちから、その人のファッションや生活スタイルを真似することがあります。特に女性同士の関係では、好きな先輩や友人の影響を強く受けやすいといえるでしょう。憧れの人を真似することで、少しでも自分がその人に近づけると考えているのです。

仲良くなりたい

「仲良くなりたい」という純粋な気持ちから、真似をすることもあります。共通点を増やすことで、話題を広げやすくし、自然な会話の流れを作ろうとしているのでしょう。たとえば、ファッションや趣味についての共通点を持つことで、一緒に話す時間が増え、親しくなる機会が増えると考えているのかもしれません。

負けず嫌い

負けず嫌いの女性は、他人の成功や魅力に対抗心を燃やしがちです。自分より優れた存在を見て、「負けたくない」という気持ちから、その人の物や行動を真似し、追いつこうとする場合があります。これは特に、ライバル関係にある相手に対して顕著にあらわれることが多いでしょう。

目立ちたい

目立ちたいという願望を持つ女性は、自分が注目されるための最短ルートとして他人の成功を真似ることがあります。特にファッションや髪型などは、視覚的に簡単に変えることができるため、真似しやすい手段です。なかでも、自己表現が苦手だと感じている場合、他人を真似ることで自分を変えて、注目を集めようとしているのかもしれません。

嫉妬している

嫉妬心が原因で真似をする女性もいます。羨ましいと感じる相手に対して、自分も同じようなものを持つことでその感情を和らげようとするのです。この行動は、心理的な不安定さや不満のあらわれであるといえます。

マウントをとりたい

マウントをとりたいという欲求から、相手の真似をすることがあります。相手が持っている物や行動を真似して、「私の方が優れている」と周りに示すことで、満足感を得ようとしているのです。

真似するのが楽

単に真似をするのが楽だと考えている人もいます。自身で新しいスタイルを開拓することに労力を感じてしまい、すでに成功しているスタイルを取り入れるほうが手間なく、確実だという考えです。

真似されやすい人の特徴

  • 真似されやすい人の特徴

真似してくる女性は、誰彼構わず真似するわけではなく、人を選んでやっていることが多いものです。ここでは、真似されやすい人の特徴を紹介します。

センスがよくおしゃれな人

センスがよくおしゃれな人は、他人からよく真似されます。ファッションや髪型が洗練されている人は、どんなコミュニティにおいても一目置かれるものです。そのため、周りに自ずとその人を参考にし、センスを取りいれたいと感じる女性が出てきます。センスがよくおしゃれな人が真似されやすいというのは、自然なことともいえるでしょう。

周りの人気者

特別おしゃれでセンスがいいわけではなくても、人々を惹きつける魅力を持っている人が存在します。たとえば、明るくユーモアがあって常に人間関係の中心にいるようなタイプなどが挙げられるでしょう。このような人は、その行動や考え方を取りいれたくなる存在として、真似されることが少なくありません。

温厚な人

センスがよくおしゃれな人や周りの人気者であったとしても、自分の意見をはっきり言うタイプの人や気が強いタイプの人は真似されることが少ない傾向にあります。真似する女性側も、指摘されることを恐れているのでしょう。センスがよくおしゃれな人や周りの人気者の中でも温厚で、真似しても何も言ってこないだろうと思える穏やかなタイプの人が真似されやすいといえます。

真似してくる女性が気持ち悪いと感じるときの対処法

  • 真似してくる女性が気持ち悪いと感じるときの対処法

真似されることが続くと、気持ち悪いと感じてしまうこともあるでしょう。ここでは、そんんなときの対処法を紹介します。

相手が似合わないものをあえて選ぶ

相手が特定のファッションやスタイルを真似してきた場合、あえてその人に似合わないアイテムを選んでみるとよいかもしれません。相手が真似しても、自分とまったく同じようには見えない場合、真似しづらくなります。

相手の個性や強みを伝える

相手の個性や強みを伝えることで、真似をやめてもらえる可能性があります。これは、直接的に「真似しないで」というのではなく、相手自身がもつ魅力を褒めるという方法です。「あなたらしさが大事」と伝えることで、相手も少しずつ自分を見つめ直し、真似しなくても自分を表現できるようになるかもしれません。

周囲に相談する

周囲にいる信頼できる人に相談してみるのも一つの方法です。まず、客観的な意見をもらうことで、自分の感じているストレスを和らげることができます。また、「あなたの服装って、〇〇さんとかぶってることが多いよね」などと、それとなく指摘してもらえる可能性もあるでしょう。

徐々に交流を減らす

真似が度を越したと感じたときには、徐々に交流を減らしてみるのもいいでしょう。距離を置くことで相手も状況を冷静に見ることができるかもしれません。物理的な距離だけでなく、心理的な距離も重要です。

真似されたときは上手く対応しよう!

  • 真似されたときは上手く対応しよう!

真似されること自体は避けられない部分もありますが、上手に対応することでストレスを軽減することができます。気持ち悪いと感じるレベルにまできたときは、相手に遠慮せず自分の心を優先して行動しましょう。