テレビプロデューサーの佐久間宣行氏が12日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』に出演。同日に放送されたテレビ東京系トークバラエティ『あちこちオードリー』(毎週水曜23:06~)の裏話を明かした。
放送前日に「明日のオンエアでちょっとトラブルが…」
同番組には、ジャングルポケットの太田博久、トム・ブラウンの布川ひろき、みちお、こたけ正義感がゲスト出演。佐久間氏は、放送前日に「明日のオンエアで、ちょっとトラブルがありまして……」という連絡を受けたことを吐露。「令和ロマンも放送できてないし。ゲストも入れ替えたりしてんのよ。先にお願いしてた芸人さんが、昨今の事情があって」とこぼしつつ、「俺の脳内で、“まさか、ジャンポケって全員いなくなっちゃうのか?”って(笑)」と内心をぶっちゃけた。
しかし、トラブルの元は、“弁護士芸人”として知られるこたけ正義感だったことを告白。こたけ正義感は、番組内で「同期の芸人・Gパンパンダが活動休止した」ことを語っていたが、「締めのトークとしてすごいよかったの。それが、“Gパンパンダは活動休止してない”って言うんだよ。こたけ正義感の勘違いだったんだって」と明かして苦笑い。「他の事務所の芸人が言ってたら、俺らも裏取るけど……」と前置きしながら、「同期でかつ同じ事務所なの。だから、裏取るわけないじゃん! その場で本人が言ってるんだから」とこぼした。
「Gパンパンダは俺も好きだから。編集でも、コンビの復活につながるような回にしようと思ってやってた」という佐久間氏。しかし、Gパンパンダは、所属事務所の新ネタライブを休止しているだけだったそうで、マネージャーからも、「活動休止したと思われて、仕事が減ったら困ります」と苦情が。佐久間氏は、「弁護士先生のファクトチェックミスですか?」とツッコミながら、「カットしたほうがいいのかな? と思ったけど、仕上げてるから。もう間に合わないし」と話し、テロップで「こたけ正義感の勘違いでGパンパンダは活動休止しません!」と入れることで話が収まったことを打ち明けていた。
なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。また、『オールナイトニッポン0』は、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で放送と同時に映像でも配信中。放送後には「17LIVE」限定のアフタートークも配信されている。
【編集部MEMO】
佐久間宣行氏がパーソナリティを務める『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』は、2019年4月にスタート。前月に行われた発表会見では、「この年になって、夢がかなうことがあるんだなと。中学時代から聴いていた『オールナイトニッポン』にまさか43歳でオファーがあるなんて」と驚き、就職活動でニッポン放送に落ちたことに触れながら、「『オールナイトニッポン』のディレクターをやりたかったんです。でも、まさか演者として出るとは」と話していた。