サーキュレーションは3月6日、「プロ人材実態調査」の結果を発表した。調査は2024年11月22日〜12月26日、1年以内に外部のプロとしてフリーランス・副業・起業で働く500名を対象にインターネットで行われた。

  • 案件獲得に繋がった方法

    案件獲得に繋がった方法

実際に、クライアント/案件/プロジェクトの獲得に繋がった方法を教えてもらったところ、2023年に比べ、副業の「友人・知人へのアプローチ」「フリーランス・副業人材サービスへの登録」「勉強会・講習会への参加」が、それぞれ10ポイント以上スコアを上げる結果に。

また、副業(会社員としての年収+副業の収入)・フリーランス・起業それぞれに想定の年収を尋ねたところ、どの働き方も、2023年から大きな変化は見られなかったものの、副業の「1,500万円〜2,000万円未満」と「2,000万円〜3,000万円未満」のスコアが5ポイント以上アップし、副業の年収の底上げが見られた。

  • プロジェクト1カ月あたりの報酬

    プロジェクト1カ月あたりの報酬

続いて、これまでに受注したことのある案件/プロジェクトの平均的な1カ月あたりの報酬額を聞いたところ、副業は「20万円以上50万円未満」がボリュームゾーンとなっており、フリーランスは「20万円未満」がボリュームゾーン。

一方で起業は、「5万円未満」「20万円以上30万円未満」「40万円以上50万円未満」「300万円以上」と、価格帯がバラバラであることが明らかに。さらに、1ヶ月の案件単価が「50万円以上」の割合を見てみると、副業・起業は同率35.3%、フリーランスは19.8%となり、全体的に2023年より微増する結果となった。

  • 職種別の想定年収

    職種別の想定年収

想定年収を職種別にみると、「M&A/業務資本提携/CVC」「サステナビリティ経営/ESG対応」「コーポレートブランディング」など経営層と連携が必要な領域を中心に年収が1,000万円を超えているのに対し、「デザイナー」「システム開発/フロントエンド(エンジニア)」「生産管理/物流」「EC」は30%が300万円を下回るなど、職種や業界によって報酬に影響を与えていることが明らかに。

また、価格交渉における差もみられ、副業は、他の働き方に比べ交渉経験率(「交渉をしたが通らなかった」「交渉し検討されたが変わらなかった」「交渉し多少は希望に近づいた」「交渉し希望が通った」)が73.5%と高く、価格設定が希望に沿っていない可能性も。

一方、フリーランスは「交渉の余地がなかった」「交渉しても変わらなかった」の割合が高いことから、受託側よりも発注側が価格決定権を持っているケースが多いよう。起業に関しては、自ら価格を設定するケースも多く「最初から希望通り」「交渉し希望が通った」の割合が高かった。