セルバは3月7日、「年下の後輩が先に昇進して、自分の上司になったことがあるか」をテーマとしたアンケート調査の結果を発表した。調査は1月21日〜2月4日、企業に勤めている20〜50代の正社員300名を対象にインターネットで行われた。
「後輩が上司になった経験はありますか?」と質問したところ、54%が「ある」と回答。2人に1人が経験しており、先輩より先に後輩が昇進することは珍しいことではないよう。
職種別にみると、実力で仕事の結果がはっきりと出やすい「営業」「技術職」は60%以上と高く、逆に「企画/マーケ」「採用/人事」では約30%と他職種より低く、職種によって違いがあることがわかった。
転職を考える人の割合は?
続いて、「後輩が上司になったら、転職を考えるようになりますか?」と尋ねたところ、「考えない」が52%と最多に。
一方で、「積極的に考える」が7%、「選択肢にいれる」が41%と、後輩の昇進が全く転職意欲に影響を与えないわけではないよう。理由を聞くと、「自分が正当に評価されていないと感じるから」(63人)、「会社が求めるものと自分の能力が合致しないから」(55人)、「会社と価値観が合わないと感じるから」(44人)が多くあがった。