TOKYO PLACENTA 20ccは3月6日、更年期に関する意識調査の結果を発表した。調査は2025年1月~2月、30~60代の女性1,995人を対象に行われた。
30~60代女性の約50%が感じた更年期の症状
30~60代女性に「今までに更年期症状を感じたことがありますか」と質問したところ、約50%が感じたことがあると回答した。
「更年期症状を初めて感じた」年齢を聞いたところ、45~49歳が33.4%と最も高いことが明らかになった。個人差があるものの、40代後半から50代前半で更年期症状を感じ始める人が多いようだ。
2人に1人が経験した「ホットフラッシュ」
更年期を感じたことがあると答えた993人を対象に、実際に感じた症状を調査した。
回答が多い順で「ホットフラッシュ(52.6%)」「イライラしやすい(46.2%)」「汗をかきやすい(45.2%)」「気持ちが落ち込む(40.8%)」「疲労感(40.6%)」「冷え性(32.8%)」という結果になった。ホットフラッシュや、汗をかきやすいというような身体の変化から、イライラしやすいなど気分の変化と、症状は多岐にわたることがわかった。
意外と多い「特にケアはしない」が21.8%
次に、更年期の症状を感じたという人を対象にどのようなケアを試してみたかを聞いた。
結果「睡眠をとる(40.3%)」「サプリメントや健康食品の摂取(34.6%)」が多い一方で、「特にない(21.8%)」が多い印象を受ける。
更年期を境に感じた、美容面での変化も様々
前の設問で更年期のケアをしている、と答えた541人に肌や髪の変化について聞いた。最も多かったのは「白髪(46.2%)」だった。次いで「たるみ(42.3%)」「シミ(40.5%)」「ハリの低下(37.3%)」という結果に。
専門家を頼る層はわずか13.4%
更年期による症状を感じても、専門家である医者や薬剤師に相談する人は13.4%と少ない印象。代わりにインターネットや雑誌で情報を収集する傾向にあるようだ。