フジテレビ系ドラマ『119エマージェンシーコール』(毎週月曜21:00~)の第7話が4日に放送。SNSでは、「声が出せない場合の通報のやり方がわかった」などのほか、「泣けた」「感動した」などの声が上がった。
横浜市消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線”に立つ、指令管制員たちのリアルを描く同ドラマ。今回はついに、言葉を発せなくなってしまった粕原雪(清野菜名)の姉・小夏(蓮佛美沙子)から通報が入り、SNSでは驚きの声であふれた。
粕原小夏は失声症。雪とは仲の良い姉妹だったが、イラストレーターの仕事を始めて数年後、突然声を発することができなくなった。医者からは心因性のものと診断されたが、家族から助けられるのを拒むようにして、雪とも距離を置いてしまっている。
その小夏からの通報と、その後の小夏の奮闘ぶりに、SNSでは「このドラマはいつも泣かせてくれる」「本当にいいドラマ」と感動したとのコメントが多く見られた。ちなみに、声を出せない場合の情報提供の仕方として、司令管制員からの質問に、yesならスマホを1回叩く…などといった方法が紹介されている。
ついに雪の家族や過去にまで焦点が当たり始めた同ドラマ。第7話は、TVerとFODで見逃し配信。FODでは全話配信されている。
【編集部MEMO】
『119エマージェンシーコール』第7話あらすじ
粕原雪(清野菜名)が受けたのは、吐き気で苦しむ女性からの通報。女性は名前や居場所を伝えたあと、言葉を発せなくなってしまう。雪は副台の箕輪健介(前原滉)のアドバイスのもと救急車を出場させる。
その後、雪が先程の通報の報告書を読んでいると、女性は救急隊が到着してからも声を出せず、筆談で対応したと記されていた。報告書を見た箕輪が女性の症状を考えていると、雪は即座に失声症だと告げる。そして、雪は姉の小夏(蓮佛美沙子)が5年前頃から失声症になったことを話した。話を聞いていた新島紗良(見上愛)は、雪が消防に転職した時期なので、それが関係あるのではないかと問いかけ…。
上杉昴(酒井大成)が声で通報出来ない人への対応はどうするのかと言い出すと、高千穂一葉(中村ゆり)が田中悠(三浦りょう太)と現れる。研修で教えたはずだと言う高千穂に、兼下睦夫(瀬戸康史)も「聞いてなかったんだろ?」と手厳しい。高千穂は音声通話が難しい方への啓発チラシを作ったと改めて説明。しかし、システム利用のためには事前登録が必要だという。
司令センターに戻った兼下は、女子中学生から妹を突き飛ばしてけがをさせたとの通報を受ける。動揺する女子中学生を落ち着かせようとする兼下。そんな時、雪が受けた通報は姉妹を目撃した男性からで…。
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