bienoは2月28日、「Z世代の性格診断事情調査」の結果を発表した。調査は2024年11月、大学生(東大・早慶上智・GMARCH・関関同立)500名を対象にインターネットで行われた。

  • 「MBTI診断」の利用状況

    「MBTI診断」の利用状況

若者の間で「MBTI」と言われている「16タイプ性格診断」は、約60の質問に答えることで、自分の性格を16の異なるタイプに分類するもの。

まず、「MBTI診断」の利用状況について聞いたところ、現役大学生のほぼ全員が「使用したことがある」(96.4%)と回答。利用した理由やきっかけを聞くと、エンターテイメント要素が強いようで、「流行しているから」(53.1%)が最多に。

また、「MBTI診断」の結果について「どれほど信憑性が高いと思いますか?」と聞いたところ、55%が「やや高い」と回答するなど、実に9割以上の大学生が「普通」もしくは「どちらかというと高い」と感じていることがわかった。

  • 「MBTI診断」の利用場面

    「MBTI診断」の利用場面

次に、「MBTI診断」をどのくらい利用したことがあるのかを教えてもらったところ、約7割が「2~5回」(72.8%)と回答。どのような場面で利用するのか聞くと、実に95%以上の大学生が「友人との会話」(95.4%)と回答。次いで「恋愛」(21%)、「就活」(3.7%)、「授業」(0.2%)と続いた。

  • 就活を通じてMBTI診断を利用しましたか?

    就活を通じてMBTI診断を利用しましたか?

次に、「就活を通じてMBTI診断を利用しましたか?」と質問したところ、18.2%が「はい」と回答。内訳をみると、「自己分析として利用」したケースと、「選考を受けた企業が適性検査で用いている」ケースがあるよう。実際に、企業の選考を受ける中で「MBTI診断」を利用した大学生に聞いたところ、54.5%の大学生が「回答を偽った」ことがあると回答した。