クロス・マーケティングは2月19日、「食品の値上げに関する調査(2025年)」の結果を発表した。調査は2月14日~16日、全国20~69歳の男女1,100名(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。
調査によると、「食品の値上げを感じている」人は実に9割(90.9%)。うち7割が「強く感じる」(69.1%)と回答している。
そこで、値上がりしたと思う食品を聞いたところ、「お米」(75.6%)が1位に。続く2位は「葉物類」(64.9%)、3位は「卵」(40.3%)となったほか、「果菜類」(27.5%)、「果物」(20.2%)、「根菜類」(20.1%)も2割台で、野菜や果物が上位に並んだ。
また、多くの食品が値上げされている中、最近の買い物では「割引・見切り品を積極的に選んでいる」(31.0%)、「より安く購入できるお店で買うようにしている」(29.8%)、「ポイント還元やクーポンなどの割引を利用する」(27.7%)など、さまざまな買い物の工夫をしていることがわかった。
次に、値上げにともない買う機会が減った食品を教えてもらったところ、1位「お米」、2位「お菓子」、3位「キャベツ」という結果に。一方、買う機会が増えた食品は、1位「もやし」、2位「豆腐」、3位「パン」となり、安価な印象を持つ食品が目立つ結果となった。