イカロス出版は、鉄道模型を通してブルートレインの世界を楽しむためのMOOK『形式と編成で極めるブルートレイン』(A4変型判112ページ、1,980円)を2月17日に発売した。
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定期運転されたブルートレイン24列車のヒストリーと編成を愛称名ごとに解説
青い車体色の寝台客車で知られたブルートレインは、1958年に「あさかぜ」としてデビューした20系客車を皮切りに、編成の分割が可能な14系客車、その改良型の24系客車が登場。全国の主要都市を結んだ。A寝台、B寝台、食堂車など多様な車両を連結したが、「北斗星」を最後にブルートレインと呼ばれる列車はすべて運行を終了。もはや実車両が走行する姿を見ることはできない。
『形式と編成で極めるブルートレイン』は、150分の1スケールのNゲージを中心に、鉄道模型を通してブルートレインの編成再現や楽しみ方を提案する内容に。20系、14系、24系の3形式に焦点を当て、それぞれの詳細な解説と系譜図を模型写真とともに掲載している。
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20系、14系、24系の3形式を解説するほか、各形式から改造車への系譜もビジュアルで解説する
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『形式と編成で極めるブルートレイン』表紙
定期運転されたブルートレイン24列車のヒストリーとおもな編成も愛称名ごとに掲載。両数の増減や食堂車の連結位置の変遷などについても紹介しており、Nゲージでの編成再現に役立つ資料としてまとめている。ブルートレインを牽引した機関車や、夜行急行列車として使用されたブルートレイン客車についても取り上げている。