グローバル・デイリーは2月18日、「外国人がおすすめしたい日本の桜スポット」の調査結果を発表した。調査は1月29日~31日、日本在住の外国人(中国、韓国、ベトナム、フィリピン)モニター506名を対象にインターネットで行われた。

  • 外国人がおすすめしたい桜スポットランキング

    外国人がおすすめしたい桜スポットランキング

はじめに、「家族や友人におすすめしたい桜スポットはどこですか?」と質問したところ、都市部にいながら風情のある桜並木を楽しむことができる「目黒川(東京都目黒区)」(31.0%)が1位に。以下、2位「五稜郭公園(北海道函館市)」(26.5%)、3位「弘前公園(青森県弘前市)」(26.5%)、4位「千鳥ヶ淵(東京都千代田区)」(25.9%)と続き、歴史的価値のある桜の名所も人気のよう。

選ばれた理由としては、「景色が美しい」ことに加えて、「歴史的な見所がある」ことや「観光地としての知名度」が多く、さらに、「アクセスの便利さ」や「桜の美しさや種類」を重視する傾向が見られた。

  • 桜の季節に家族や友人に買ってあげたいもの

    桜の季節に家族や友人に買ってあげたいもの

続いて、桜の季節に家族や友人に買ってあげたいと思うものを聞いたところ、桜餅や桜のクッキーなど「桜のお菓子」(40.1%)が1位に。続く2位は「桜の酒」(31.8%)となり、桜の風味を楽しむことのできる商品が人気のよう。また、食器やバッグなど普段使いできる「桜モチーフの雑貨」(31.6%)を選ぶ人も多かった。

また、春に買いたいと思うコスメを教えてもらったところ、1位「桜色のマスカラ」(25.1%)、2位「桜色のアイライナー」(24.3%)、3位「桜色のチーク」(23.1%)となり、春らしいメイクを楽しみたいと考える人が多いことがわかった。

  • 桜の季節に日本でしてみたいこと

    桜の季節に日本でしてみたいこと

次に、桜の季節に日本でしてみたいことを教えてもらったところ、1位「お花見」(34.0%)、2位「着物での写真撮影」(33.0%)、3位「夜桜見物」(32.4%)という結果に。桜を眺めるだけでなく、日本文化を体験できるアクティビティへの関心も高いよう。

また、「なぜお花見をしたいと思いますか?」と聞くと、「桜の美しい景色を見たい」(72.1%)が最も多く、次いで「桜の下で食べたり飲んだりしたい」(44.2%)、「日本の文化を体験したい」(41.3%)と続いた。

  • お花見に関する情報について

    お花見に関する情報について

次に、「お花見に関する情報は、どこから入手しますか?」と質問したところ、「インターネット検索」(49.0%)、「友人や知人からの紹介」(43.5%)、「SNS」(39.1%)が上位に。また、桜スポットを選ぶ際に重視する情報は何かと聞くと、「観光スポットの混雑状況」(36.8%)や「開花時期や見頃情報」(36.2%)が多く、最適なタイミングで訪れることを重視する傾向が見られた。

最後に、あると便利なお花見情報をたずねたところ、「写真映えするスポットのガイド」(39.5%)、「リアルタイムの混雑状況」(37.4%)、「開花状況のライブ配信」(36.0%)が上位にあがった。