クロス・マーケティングは2月13日、「お風呂に関する調査(2025年)」の結果を発表した。調査は2月7日~9日、全国20~69歳の男女1,100名を対象にインターネットで行われた。

  • お風呂に対する気持ちと入浴頻度

    お風呂に対する気持ちと入浴頻度

2024年、お風呂に入るのが面倒という意味の言葉「風呂キャンセル界隈」が誕生したが、調査によると、お風呂に入るのが「好き」という人の割合は64.1%。対して、「面倒」と感じている人の割合は、2024年調査から6.0ポイント増の36.0%に。

年代別に見ると、年代が低いほどお風呂を面倒に感じる傾向にあり、20代(39.5%)、30代(39.1%)では4割近くにのぼった。

また、外出しない時や人と会う予定はない時の入浴状況を教えてもらったところ、61.7%が「習慣として必ず入る」と回答。お風呂に「入らない」という人は20.2%という結果に。年代別では、やはり20代で「入る必要性を感じない」(14.5%)という人が多いよう。

  • 連続で入浴をしなかった最長日数

    連続で入浴をしなかった最長日数

さらに、連続で入浴をしなかった最長日数を聞くと、「0日(毎日入る)」(37.9%)が最も多く、次いで「1日」(20.9%)、「2日間」(14.5%)と続き、週の半分(4日)以上入浴しなかった経験がある人は16.6%にとどまった。

  • 浴室掃除で面倒に感じること/お風呂の良さ

    浴室掃除で面倒に感じること/お風呂の良さ

次に、浴室掃除で面倒に感じることを聞いたところ、「浴室全体のカビ対策」(36.6%)、「浴室の床や排水溝のぬめり・髪の毛の掃除」(36.5%)、「バスタブまわりの掃除」(22.6%)が上位に。

一方、お風呂の良さを聞くと、「身体が温まる」が最多の49.7%。次いで「身体を清潔に保てる」(44.1%)、「リラックスできる」(35.0%)、「身体の疲れや緊張がほぐれる」(32.9%)と続き、いずれも年代が上がるにつれ高い傾向に。20代では、「リラックスできる」「身体の疲れや緊張がほぐれる」ともに2割台で他年代に比べて低い結果となった。