Songは2025年2月12日、「貯金と生活習慣」に関する調査の結果を発表した。同調査は2025年1月6日~1月31日、全国の20代~50代の男女300人を対象にインターネットで実施した。

  • 「貯金と生活習慣」に関する調査

 回答者の属性の以下の通り。

  • 回答者の属性

  • 貯金額

調査の結果、「お金が貯まる人」と「お金が貯まらない人」には、日々の生活習慣において顕著な違いがあることがわかった。

 「お金が貯まる人」の上位習慣 として、毎月の支出を記録している(68.2%)、毎月の貯金額を決めている(59.4%)、無駄なサブスクを解約している(54.7%)が挙げられる。

 「お金が貯まらない人」の上位習慣 として、セールでつい買いすぎる(72.5%)、クレジットカードのリボ払いを利用する(58.9%)、ATM手数料を気にしない(50.3%)が明らかになった。

このように、お金が貯まる人は 「管理の習慣」 を持ち、お金が貯まらない人は 「無意識な支出が多い」 ことが特徴的だった。

 回答者の声として以下のようなコメントが寄せられた。

「レシートを毎日チェックするようになってから、無駄遣いが減った」(32歳・女性・会社員)

「セールで買いすぎることが多く、結果的に無駄な出費が増えてしまう」(28歳・男性・公務員)

貯蓄に成功している人たちには、「意外な共通点」があることがわかった。

 貯まる人の3つの共通マイルール は以下の通り。

「給料が入ったら、まず貯金」(52.8%)

「1ヶ月で使っていい金額を決めている」(48.6%)

「ポイント還元やキャッシュレス決済を活用」(45.3%)

特に 「給料が入ったらまず貯金」 という習慣を持つ人は、500万円以上の貯蓄を持つ割合が高い傾向があった。

 回答者の声として以下のようなコメントが寄せられた。

「先取り貯金を始めてから、お金が貯まるようになった」(41歳・男性・ITエンジニア)

「お金を使う前に『今月の予算は○円』と決めておくと、浪費しにくい」(35歳・女性・フリーランス)

一方で、お金がなかなか貯まらない人には共通する「悪習慣」があった。

 貯まらない人がやめるべき習慣TOP3 は以下の通り。

「毎月の支出を把握していない」(62.1%)

「何となくクレジットカード払いを続けている」(55.2%)

「コンビニでのちょこちょこ買いが多い」(50.9%)

特に、「コンビニのちょこちょこ買い」 は自覚していない人が多いものの、「1回500円の出費でも、月に20回あれば1万円超え」と、積み重なると大きな支出になる。

 回答者の声として以下のようなコメントが寄せられた。

「毎朝コーヒーとパンを買う習慣があり、1ヶ月の出費を計算したら驚いた」(29歳・女性・営業職)

「クレジットカードを使いすぎて、気づいたらリボ払い地獄に…」(38歳・男性・自営業)

今回の調査結果から、お金が貯まる人と貯まらない人の違いは「日々の意識の差」にあることが分かった。

貯まる人はお金の管理をすることを習慣化しており、貯まらない人は無意識の出費が多いのが習慣であることが明確になった。