serendipityは、「現在の収入への不満と収入を上げる行動」についてのアンケート調査結果を2月13日に発表。同調査は、2025年1月30日に全国20歳以上70歳未満の有職者461人を対象にインターネットで実施した。

  • 現在の収入やお金に関して不満はあるか

各年代別に「現在の収入やお金に関して不満はあるか」を質問すると、多くの人が「ある」(30代:83.0%、40代:86.0%、60代:82.3%)と回答した。その中で、50代が93.8%と最も多く、最も少ない20代でも75.6%の人が不満を感じていた。

  • 現在の収入やお金に関しての不満の内容は何か

「不満がある」と答えた人に「現在の収入やお金に関しての不満の内容は何か」を聞くと、20代と30代は「年収が少ない」(20代:64.5%、30代:60.3%)、40代と50代は「物価高」(40代:60.0%、50代:64.4%)、60代は「老後資金が心配」(67.1%)が最多に。

また、「物価高」「老後資金が心配」について、40代以降は半分以上の人が不満と回答。このまま物価高が続けば、老後資金に影響をおよぼしかねないという不安によるものではないかという。

  • 収入を上げたいか

次に、収入を上げたいかどうか聞いたところ、40代の92.5%を筆頭に多くの人が「はい」(20代:78.0%、30代:85.1%、50代:90.6%、60代:85.4%)と回答。

  • 収入アップのために何か具体的な行動をしているか

最後に「収入アップしたい」と答えた人を対象に「収入アップのために何か具体的な行動をしているか」を聞いた。どの年代も「具体的にしていることはない」(20代:29.7%、30代:42.5%、40代:46.5%、50代:60.9%、60代:62.2%)が最も多くなり、年齢が上がるにつれ、その傾向が大きくなっていることが判明した。

一方、「していることはない」を除いた回答をみると、20代が「副業・バイト」(26.6%)、30代は「資格の取得・スキルアップ」(23.8%)、40代以上では「投資」(40代:29.1%、50代:18.4%、60代:19.5%)が最多となった。