一条工務店は2月10日、「花粉症に関する意識調査2025」をの結果を発表した。調査は2024年12月7日~15日、花粉症と診断されている、または花粉症だと自覚している20代〜70代の男女690名(男性307名、女性383名)を対象にインターネットで行われた。

  • 花粉症の症状が出た月

    花粉症の症状が出た月

2024年の1年間で花粉症の症状が出た月を教えてもらったところ、1月は13.2%、2月はは35.8%で、3月になると67.7%とピークを迎え、花粉症の症状が出ると、4割以上の人が「外出を控えたことがある(よく+たまに)」(43.0%)という。

  • 花粉症によって自身のパフォーマンスが落ちると感じている人の割合

    花粉症によって自身のパフォーマンスが落ちると感じている人の割合

また、花粉症によって仕事・勉強・家事でミスをしたり、スピードが遅くなるなど、自身のパフォーマンスが「落ちる(とても+やや)」と感じている人は83.5%。さらに、現在仕事をしている人のうち、「花粉症の症状がひどすぎて、仕事を休んだり、働き方を変えたことがある」という人は16%近く見受けられ、具体的には、「仕事を休んだ」「在宅勤務に切り替えた」「業務開始が遅れた」(いずれも23.2%)といった回答がそれぞれ2割を超えた。

また、花粉症対策については、「症状が出てから始める」という人が最も多く42.2%。費用は「5,000円未満」(51.0%)が最も多く、次いで「5000円以上1万円未満」(32.3%)が続き、「1万円以上」という人も約17%いることが分かった。

  • 子どもが花粉症を発症した年齢

    子どもが花粉症を発症した年齢

次に、同居する小学生以下(0歳〜12歳)のお子さんが花粉症だという人(124名)に、「お子さまは何歳から花粉症を発症しましたか?」と尋ねたところ、1位「3歳」(17.7%)、2位「5歳」(14.5%)、3位「4歳」(10.5%)となり、4割以上が3~5歳までに発症していることが明らかに。

また、「お子さまの花粉症の症状は日常生活にどんな影響がありますか?」と質問したところ、「肌荒れをする」(30.6%)が最も多く、次いで「夜眠れない」(26.6%)、「勉強に集中できていない」(25.0%)と続いた。