伊予鉄道は、低床式の新型LRT車両5000形を2両(5015号車、5016号車)追加導入し、2月8日から営業運転を開始すると発表した。これにより、伊予鉄道が運行する5000形は合計16両となる。

  • 伊予鉄道が5000形を追加導入。合計16両に

5000形は流線形の未来的なデザインが特徴。オレンジ色のカラーリングで愛媛らしさを表現している。車両は低床バリアフリー型で、通路幅は従来車両の980mmから1,220mmに拡幅。定員数も従来の47人から約28%増の60人となり、快適性を向上させた。車内フリーWi-Fiの導入、行先表示の英語表記、車内アナウンスの英語対応により、外国人観光客への利便性も高めた。

中吊り広告を廃止してデジタルサイネージを導入し、広々とした空間を実現。環境面にも配慮し、回生ブレーキの採用やLED照明の導入で省エネルギー化を図った。交通系ICカードをはじめとするキャッシュレス決済にも対応。キャッシュレス利用時、大人運賃が20円割引となる。