『M-1グランプリ2024』で敗者復活戦を勝ち抜き、2年連続2回目のファイナリストとなったお笑いコンビ・マユリカ。2021年7月より配信しているラジオ関西Podcast『マユリカのうなげろりん!!』が大人気で、3歳からの幼なじみである阪本と中谷によるキモいけどクセになるトークが注目を集めている。2月16日に東京・有楽町よみうりホールで3回目となる番組イベント「マユリカのうなげろりん!! presents『部屋と捨て猫とさゆり~赤いランプが光ったら警備員出動の合図やからねぇ~』」を開催する2人にインタビューし、番組への思いを聞くとともに、たびたび繰り広げられる下ネタについても話を聞いた。
――『うなげろりん!!』はお二人にとってどういう番組になっていますか?
中谷:名刺代わりというか、こういう人間というのが一撃で伝わっているみたいで、それでお仕事がやりやすくなるというのはあります。
阪本:昔はめっちゃ楽しみな場所でした。コロナ禍でラジオしか仕事がなく、今ほど話題にもなってなかったので、遊びに行く場所みたいな感じでしたが、東京に来てから仕事しかしてない中で2本撮りとかになっていろんな話をしてきて、フリートーク限定なのでもう話してないことないんちゃうかという状況になってきていて、むずいですね。
中谷:何か起きていたらラッキーって思いますね。
阪本:そういう時に助かるのがコイツの体の不調。残尿が増えてきたとか、そういうので1本いけるとだいぶ助かります。
中谷:僕は体に被害を被っているので大変ではあるんですけど(笑)
――人気番組になった理由をどのように分析していますか?
阪本:仕事の話をしないという感じに勝手になっていて、それをなんとなく守っているので、「彼女がほしい」という話題の回だとか、どこから聞いてもわかるというのはあるのかもしれません。
中谷:アーカイブが残るので、1から遡って聞きましたとか、後追いができるのもいいのかなと思います。
――下ネタもたびたび話題に。
阪本:マユリカの下ネタは聞けると言ってくれる人がいますね。品があるというか……。
中谷:品がある!? そんなアホな(笑)。でも、僕が普通に男性としてラジオを聞いていたら、下ネタを言ってくれたらうれしいやろうなというのはありますね。
阪本:下ネタが嫌いな人ってあんまり会ったことがない。僕らが下ネタ好きすぎるだけかもしれないですけど。
――ネタにも下ネタを用いられることがありますが、お二人の中で下ネタはどういう位置づけなのでしょうか?
中谷:昔から好きですね。子供の時に父親と下ネタ替え歌をお風呂でやって遊んでいたり。父親もたぶん好きなんだと思います。だから阪本がネタを考えてくれて下ネタが入っていると異常に笑ってしまって、正常に判断できてない可能性はあります。
阪本:小学生の時に、僕らの学年の男子のノリが下ネタばっかりだったんです。みんなで下ネタを大声で言ったり。
――お二人の下ネタの原点は子供時代だったんですね。
中谷:そうですね。
――自分たちが大好きだから、みんなも好きに違いないということでトークやネタに?
中谷:単純に自分たちが好きなんです。好きなことでみんな笑ってくれてうれしいなと。
阪本:ラジオで下ネタを言ってやろうとは別に思ってないんですけど、自然とそういう流れになることが多いですね。ネタに関しては、下ネタは万人にウケるものではないので、よっぽどいいなと思った時にしか入れないですけど。
中谷:ネタはリスクあるかもしれないですね。
――昨年の『M-1』の敗者復活戦では下ネタで見事に勝ち上がって。
阪本:あれはいいなと思ったので入れました。