経済アナリストの森永卓郎さんが28日13時33分、原発不明がんのため自宅で亡くなった。67歳。

  • 森永卓郎さん=2019年

森永さんは2023年末にがんが判明。その後、闘病生活を続けながら、経済アナリストとして精力的に発信を行ってきた。

生前最後の生放送の出演は、1月27日の文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』。自宅から出演した森永さんは「1週間前から体調が急激に悪くなって、今ほとんど動けないし、この1週間ほとんど何も食ってないんですよ。だからパワーがなくなって今ボロボロなんです」と報告していた。

長男・森永康平氏(経済アナリスト)のコメントは、以下の通り。

父は2023年11月に癌の告知を受け、同時に余命宣告をされて以降、
仕事をしながら闘病してきましたが、本日息を引き取りました。
闘病中は本当に多くの方から応援のメッセージをいただき、
本人だけでなく私たち家族も勇気づけられていました。ありがとうございます。
余命宣告を受けてから、父は病状や体調、治療状況などについて、
可能な限り皆様に共有しようとしていました。
まだ気持ちの整理が出来ていませんし、暫くは長男として母を支えつつ、
様々な手続きなどの対応もしなくてはいけないのですが、
時間が出来た段階で、余命宣告をされてから今日に至るまでの闘病の様子や、
父の最期の様子なども、皆様にご報告させていただければと思います。
それまでは温かく見守っていただけますと幸いです。