JR東海は15日、新幹線電気軌道総合試験車923形0番代「ドクターイエロー(T4編成)」の引退にともない、先頭車1両を6月頃からリニア・鉄道館に展示すると発表した。
リニア・鉄道館は、「高速鉄道技術の進歩」を紹介する施設として、初代新幹線の0系をはじめとする東海道新幹線の車両を展示。今回、923形0番代「ドクターイエロー(T4編成)」が2025年1月をもって検測走行を終了し、引退することを受けて、先頭車1両を館内に展示することとした。
新たに展示する車両は、「ドクターイエロー(T4編成)」7両編成のうち7号車。現在展示している922形新幹線電気軌道総合試験車「ドクターイエロー(T3編成)」7号車が展示されている場所に展示する。「ドクターイエロー(T3編成)」7号車は展示を終了し、所有元であるJR西日本に返却する。
なお、「ドクターイエロー(T3編成)」展示終了と「ドクターイエロー(T4編成)」の展示開始時にイベントを開催する予定となっており、詳細が決まり次第、別途案内する。