アーク・コミュニケーションズは1月14日、「海外旅行中の決済方法」などについての調査結果を発表した。調査は2024年11月12日~11月21日、2024年に海外旅行に行った961人を対象に行われた。
海外旅行中のおもな決済方法
クレジットカードは男女ともに非常に多く利用されており、女性が346人、男性が359人で、全体の73.4%にのぼる。この結果から、クレジットカードが旅行中の主要な決済手段であることがわかる。
クレジットカードがもっとも多く利用されているが、現金決済をメインにしている人も16.8%いることがわかった。デビットカードや電子マネーなどの新しい決済方法も利用されているが、これらは少数派だった。
海外旅行に持っていったカードの枚数
海外旅行に行った961人のうち、クレジットカードを2枚持っていったという人が最多で、39.6%にのぼる。アンケートの結果から、約7割が2枚以上クレジットカードを持っていったことがわかった。
これには、カードの紛失や盗難、クレジットカードが使えなかった場合のリスクヘッジとして、複数のカードを持っていることで安心感を得たいという意図が考えられる。
海外旅行に持っていったカードの種類
2024年に海外旅行に行った人に持っていったクレジットカードの種類をアンケートした結果、39.5%(369人)の人が楽天カードを所持していたことがわかった。「楽天カードは男女ともに所持している人が多く、日常的にも一般的で使いやすいことが要因だと推測される」と同調査。
次いで多かったのが三井住友カード。「三井住友カードは三井住友カード(NL)に代表されるように、完全ナンバーレスでセキュリティ性の高さや海外旅行に使いやすいVisaブランドを選べることなどで人気があるカードだ」(同調査)。次いでJCBカード、アメックスなど5大国際ブランドのカードが多く、大手銀行系カードの三菱UFJカードと続く。